緊急時の情報アクセシビリティの問題を扱うコンファレンスに参加するためにワシントンに来ています。
カンファレンスは明日から始まるので、本日のところは会場となるギャローデット大学の中を散策してきました。この大学、敷地面積こそコンパクトですが聴覚障害者教育では世界に名の知れた有名校なのです。私も前から一度訪ねてみたかったので今回の会議を楽しみにしていました。
宿泊するホテルもキャンパスの中にあり、会議の会場にも使われています。このホテルの素晴らしいところは聴覚障害の人の宿泊を考慮して、様々な工夫が凝らされていることです。
まず目に付いたのが非常用の警報機で、全てにフラッシュが装備されており音共に光りでも警報を知ることが出来ます。部屋に置いてある電話の傍らにはもちろんTTYが付いてます。枕元の目覚まし時計は振動式で、セットした時間になると音共にバイブレーションで目覚めることが出来ます(写真の丸くて白いモノがバイブ)
この他にも様々な工夫が凝らされており、見ているだけでも勉強になる一日でした。