放浪的北京-2日目

本日は黄砂も止んで、素晴らしい天気です。

 市内から少し離れたところにある万里の長城を見たかったので、1day tourに参加してきました。このツアーでは万里の長城以外にも明十三陵という2つの世界遺産を巡ることが出来るお得なコースです。

 ますは翡翠の加工工場に立ち寄りあれこれ勧められます。ツアーならではですね(^^; それが済むと明十三陵へ。途中のバスの中でツアーガイドのジョニー(女)がいろいろ中国のことを話してくれます。携帯の異常な普及についても話してくれました。彼女の言によれば、学生や低所得の人は違法に偽造した(SIM)カードを使って電話をしているとのこと。そんな事があるんかいなと調べてみれば・・・、

中国当局が認可制と排除制で携帯電話メーカーの整理へ

 この記事によれば中国では「バッタ携帯」なるものが流行っているらしい。いわゆるバッタモノの事ですか? それにしても65社(2005年当時)も携帯メーカーがあるってのはものすごいことですね。これならば抜け駆けしてキャリアに対して違法行為が出来る端末を作ってしまうメーカーが出てしまうのかも。

 そんな事を考えながら明十三陵に到着。いやー、ただっぴろい。北京の中心街から来たのでいやに田舎に感じるが、これが本来の中国の田園風景なのだろう。移籍の周りは桃の果樹園だそうで、シーズンになればまさに桃源郷。

 明十三陵

 さくっと遺跡を見て、万里の長城へ。移動途中、乗り合わせたインド人ファミリーがあまりにうるさいので、ガイドのジョニー(女)が切れて、これはグループツアーでプライベートツアーとは違うのよとマイクで力説していました。更に長城に着くと、見学は自由だけど帰りの時間に集合しなかったらおいていきます。その時は、そこの公共バスで帰ってね。とかなり強気な発言をしておりました。その説明はもっともですが、接客業ですから・・・。

万里の長城 万里の長城2

 リフトで上った長城。正に中華的幻想です。だいたい私の中国に対するイメージや知識やらは主に漫画や小説から得られているので、この風景が一番中国らしいのですよ。いやはや、全く昔の人はすごいモノをつくったものだ。

 

放浪的北京-1日目

 休みとマイレージを使って北京に来ています。

 事前に調べた情報では黄砂はGWまでには終わるとのことでしたが、北京駅に降り立つと空に霞がかかったように黄砂が吹き荒れてた・・・。

北京駅前

 そのままホテルにチェックイン、時間はまだ17時。天安門や故宮に近い王府井のホテルなので歩いて天安門広場まで行ってみた。

 運良く広場に掲げてある国旗を降ろす儀式の時間で、天安門から行進してきた衛兵が旗を恭しく回収する場面に遭遇。この時は門と広場の間の大通りを封鎖して衛兵を通すんですね。なかなか勇ましい儀式でした。

天安門での国旗の収容

 天安門広場の手前に写っている車椅子マークの看板は、門と広場をつなぐ地下道のスロープの位置を示しています。階段があるところには、ここ以外にも設置してありました。スロープが長く角度も急で踊り場もないので、少々問題があるかなと、個人的には思います。

天安門広場にある地下道のスロープの標識

 帰りに王府井の通りの屋台でつまみ食いをしながらホテルに帰り、今日の活動は終了。明日に続く。

【記事】米AdobeチゼンCEO、「今年中にPDFとFlashを統合する」

米AdobeチゼンCEO、「今年中にPDFとFlashを統合する」
 InternetWatchの記事によると、PDFとFlashの年内の統合をAdobeが発表したそうだ。
 現状でPDFもFlashもアクセシビリティの観点から、いろいろと問題があるのだけれど、これが合わさっちゃうとどうなるのでしょうか?
 インターネット上のコンテンツがますますリッチになっていくに従ってアクセシビリティへの対応もどんどん変わっていくのでしょうね。

【予習】中国の情報アクセシビリティ事情

続いて中国の情報通信アクセ市ビリティに関する予習。 これにはまずは自分の関連した本から。

情報アクセシビリティとユニバーサルデザイン―誰もが情報にアクセスできる社会をめざして
アクセシビリティ研究会 C&C振興財団
アスキー (2003/03)
売り上げランキング: 121,643

【予習】中国のバリアフリー事情

 今年のゴールデンウィークは海外出張で貯まったマイルを使って中国は北京へ旅行に行っています。そんなわけで出かける前に現地の状況をチェック。

 GWだというの簡単に飛行機のチケットもホテルも手配できたのは、春先の北京は黄砂が吹き荒れているからだということを知ったのは、全ての予約を終えてからだった。まぁ、いいさ砂塵にまみれるのもロマンがあるじゃないか。「♪黄砂に吹かれて~」

 でも気になるので調べてみると、黄砂は3月~4月に集中し、GWには吹き止んでいるとのこと。これならマスクの用意はいらないようです。

予報ではゴールデンウィークは黄砂の心配なし

 こうして安心して中国に行けそうです。せっかくなので、彼の地のバリアフリー事情を予習しておこうかとネットを少し調べてみました。

 まずはいきなりイイ資料を発見。日本と中国の比較なので非常に分かりやすい論文です。

バリアフリーに対する制度や考え方の中日比較に関する基礎的な考察(PDF)

 一人っ子政策による人口動態の変化も注目するべき点ということで、「一人っ子政策」で検索

<中国におけるシニアビジネスの可能性~高齢化事情の日中比較から~

「世界的高齢化の第二波」の震源地中国–老いる前に先進国の仲間入りを果たせるか:「複眼」で見る世界(PDF)

日本の高齢化の速度を上回る恐ろしいほどのショックがこれから中国を襲うことになりそうです。 しかし、急速な少子高齢化の問題を抱えているのは一人っ子政策を推進している中国だけでなく、アジア各国に共通の問題なのだそうです。例えば学歴を大変尊重する韓国では子ども一人に対する費用負担の増大から少子化が進み、いまでは日本を下回る出生率となっています。

アジアの消費市場における少子高齢化の影響

アジア経済における少子高齢化の影響に関する数量分析 

 では実際、現地はどうなっているんでしょう?

中国 バリアフリー写真

バリアフリーコンサルタントをされている木島さんのページには、現地の様子が写真で説明されています。

北京:住みやすい街を求め、全市でバリアフリー推進

更にオリンピックを控えて、北京ではバリアフリーを積極的に進めているようです。今回の旅でも街中で見つけられるといいな。