国際福祉機器展

 国際福祉機器展(HCR)を見学してきました。今回はアポイントの合間に行ったので時間が確保できずに全てのエリアを見ることはできなかったのが残念です。

HCR入り口の看板

 会場で見つけた補聴器ですが、軽度の方へ向けてデザインしたものだそうです。非常にコンパクトで、耳の後ろにかけるタイプなので目立たちません。しかもデザインが良いので、見られてもアクセサリーのようですね。

補聴器

 こちらは松下の試作品で、片麻痺の人のリハビリ訓練装置だそうだ。例えば右半身が麻痺した場合、健常な左手の腕の動きをトレースして右手を空気圧で動かすのだそうだ。モデルさんがサイバーな感じでよし。

松下のリハビリトレーニング

【大学】ユニバーサルデザイン講義2006-第1回

 2006年度後期の授業が始まりました。今年の履修者は60名、昨年度の1.5倍増です。そのため教室も縦長になり、一番後ろの学生までかなり距離が遠いです。今年の1年生は「ゆとり教育」を受けてきた最初の世代だそうで、多少ビビリながら授業を始めたのですがなんのなんの静かに話しを聞いてくれました。ま、1回目だったから大人しかったのかもしれません(^^;

 初回から第3回目くらいまでの講義は、ユニバーサルデザインの概念や歴史などを中心に進めるので少々退屈になりがちです。その分、授業の組み立てを工夫して、学生の興味を持続させる必要がありますね。

HIシンポ(2日目)

 HIシンポ二日目。仕事がたまっているので午前中で切り上げたけれど、本当は3日目の障害者支援関係の発表を見たかった。

 午前の発表でこころ惹かれたのが地域デザイン。やおよろずプロジェクトでも地域やコミュニティを強く意識した調査を行ったので、それ以来ちょこちょこと調べているのだが扱う対象が幅広いので大変だ。でも、野良猫を使った猫メディアのアイデアにはやられました(^^;

 帰りに倉敷の駅で気がついたのだけれど、ここの陸橋に設置されているエスカレーターは手前に段差があるのね・・・。しかも夜間は施錠されるようです。音声案内が付いていたので視覚障害者用にデザインしているのだと思うのだけれど、ちょっとねぇ。スーツケースを運んでいる人にも優しくしてよ。

鍵付きエスカレーター

HIシンポ(1日目)

 ヒューマンインターフェースシンポジウムの一日目です。朝一のセッションで代打の発表を済ませてきました。一夜漬けですがボロが出ないで終えることが出来ました(^^; 人が作ったプレゼンテーションで発表するのは難しいとは言え、論文の共同著者に名前が入っているのですから、迂闊なことは言えませんね。今後も精進します。

 それにしても倉敷の街並みは美しいですね。隙をみて観光したいです。

倉敷の街並み1 倉敷の街並み2