- 2007年2月10日 15:14
- ブックレビュー
認知科学に関する書籍は多くあるが、高齢者の認知特性や加齢による変化などをまとめたものは、これまでは学会の論文等しかなかった。
本書では、高齢社会に必要な高齢者の認知に関してまとめた専門書である。
一般に年を取ると誰でも身体的な能力が落ちる。認知を司る脳の機能もまた然り。ただ、脳の機能は均等に衰えていくわけではなく、バラツキがある。そのような脳の仕組みを知ることによって、高齢者向けのインターフェースを考えるときの参考になるだろう。これまではインターフェースを単純化するだけしか方法がなかったものが、高齢者の認知特性を考えることによって、更に分かりやすくする工夫につながるだろう。
入門編と銘打ってはいるが、専門書なのでそれなりの知識を要求されるが、訳が良いので分かりやすい。応用編、発展編などの出版を期待する。
認知のエイジング 入門編
posted with amazlet on 07.02.10
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北大路書房
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老年学、認知心理学を勉強する人におすすめ!- Newer: 【読書】ITで人はどうなる
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