【大学】ユニバーサルデザイン講義2007-第9回

 今日はラピッドプロトタイピングについての解説です。人間中心設計では、プロセスの1つに試作による問題の解決というフェーズがあります。この試作の重要性を短時間で経験してもらうために、パスタで片持ち梁をつくるというゲームにチャレンジしてもらいました。

パスタをテープでつなげるの図1 パスタをテープでつなげるの図2

 制限時間10分間で、どれだけ長い片持ち梁をパスタで作ることが出来るかをチームに分かれて競争してもらいました。限られた時間のなかで、初めて作るモノをどのように組み立てていけばよいかを、ゲームを通じて体験してもらうことが目的です。今期の最長記録は71cm。昨年より制限時間を短くしたのに、結果は良くなりましたね。ちなみに優勝したチームにはポッキー詰め合わせが賞品として贈られました。次はこれで梁を作ってください(^^;

 ゲームの終了後に振り返りの時間を持ち、作業を通じて感じたことをみんなでシェアしました。概ね私の意図は伝わったようでよかったです。

 次にゲームの経験を踏まえてUIのプロトタイピング手法について解説をして、今日の授業は終わり。