NEC C&C財団シンポジウム「情報アクセシビリティ-国・地域・コミュニティの役割」ご案内

C&C財団主催で情報アクセシビリティに関するセミナーを開催します。ご参加いただくと、先ほどのエントリーで紹介した『ITでつくる全員参加社会』を贈呈いたします。席が100名様までですので、お早めにお申し込みください。

以下、引用・転送歓迎ですので関係各位にご周知いただけると幸いです。

情報アクセシビリティを高め、多様な住民が情報社会に「全員参加」していくために必要な施策を、国、地域、コミュニティのレベルで考えます。
リハ法508条など欧米のアクセシビリティの最新情報を基調講演に、地域の試みとして「葉っぱビジネス」で著名な笠松和市・上勝町長にもお話いただきます。
なお、ご参加の皆様には、NTT出版より12月28日に発売される書籍、「ITがつくる全員参加社会」を差し上げます。

主催 財団法人NEC C&C財団(2007年8月C&C振興財団より名称変更)
後援 日刊工業新聞社 国際社会経済研究所
日時 2008年1月15日(火)13:30-17:00
会場 泉ガーデンコンファレンスセンター ルーム1
 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー7階
 南北線「六本木一丁目」駅直結、日比谷線「神谷町」駅より徒歩6分
定員 100名(定員になり次第 締め切らせて頂きます)
参加費 無料
要約筆記、手話通訳があります。

プログラムの詳細や申し込み方法はWebサイトをご覧下さい。

http://www.candc.or.jp/cyosa_kenkyu/2007/sympo07_j.html

お待ちいたしております。

ITがつくる全員参加社会

 昨日見本誌が届きました。毎年C&C財団さんのおかげで調査研究成果を出版させていただいております。今年の研究テーマは「e-Inclusion」。EUを中心に様々な人々のニーズを取り込んで社会を作っていこうという動きを調べてきました。書店に並ぶのはもう少し先になるかと思いますが、見かけたら手に取ってみてください。

全員参加社会表紙
ITがつくる全員参加社会

posted with amazlet on 07.12.19

エヌティティ出版 (2007/12/21)

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【大学】ユニバーサルデザイン講義2007-第10回

 先週解説したプロトタイピングの手法の内ペーパープロトタイピングを実習してもらいました。グループに分かれて歩数計のUIを作ってもらったのですが、なかなか時間内に全て完成するのは難しかったようです。すこし課題の内容を少し工夫しないといけないですね。

 完成後に各グループの作品を、書画カメラを使ってデモしてもらいました。シンプルな歩数計のUIでも個性が出ていて見比べると楽しいですね。

【大学】ユニバーサルデザイン講義2007-第9回

 今日はラピッドプロトタイピングについての解説です。人間中心設計では、プロセスの1つに試作による問題の解決というフェーズがあります。この試作の重要性を短時間で経験してもらうために、パスタで片持ち梁をつくるというゲームにチャレンジしてもらいました。

パスタをテープでつなげるの図1 パスタをテープでつなげるの図2

 制限時間10分間で、どれだけ長い片持ち梁をパスタで作ることが出来るかをチームに分かれて競争してもらいました。限られた時間のなかで、初めて作るモノをどのように組み立てていけばよいかを、ゲームを通じて体験してもらうことが目的です。今期の最長記録は71cm。昨年より制限時間を短くしたのに、結果は良くなりましたね。ちなみに優勝したチームにはポッキー詰め合わせが賞品として贈られました。次はこれで梁を作ってください(^^;

 ゲームの終了後に振り返りの時間を持ち、作業を通じて感じたことをみんなでシェアしました。概ね私の意図は伝わったようでよかったです。

 次にゲームの経験を踏まえてUIのプロトタイピング手法について解説をして、今日の授業は終わり。