【読書】「未来の学び」をデザインする―空間・活動・共同体

 これまでの知識重視の学びから、体験やコミュニケーションを中心にした新しい学びについて、MITのメディアラボやはこだて未来大学での実践を紹介。

 非常に参考になりました。学びの環境とは大学のような教育機関だけではなく、企業にも必要なもの。特に研究や開発、デザインなどの新しいものを生み出す仕事では常に学びが伴うので、そのような環境を整備するためには、仕事の進め方自体を見直していく必要があります。

 特にユニバーサルデザインは、参加型のデザインであるとも言われるので、この本で取り上げられている空間・活動・共同体などを考えることは重要な要素でしょう。

「未来の学び」をデザインする―空間・活動・共同体
美馬 のゆり 山内 祐平
東京大学出版会
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