Home > ユニバーサルデザイン Archive
ユニバーサルデザイン Archive
画面デザインソフト「PhotoProto」
- 2007年11月28日 10:28
- アクセシビリティ | ユニバーサルデザイン | ユーザビリティ
GUI Interface Design using Photoshop - Altia PhotoProto
http://www.altia.com/products_photoproto.php
「PhotoProto」はPhotoshopで作成したグラフィックを元にプロトタイピングを行うソフトらしいです。$495.00と、この手のソフトとしては割安なのではないでしょうか。
体験版やトレーニングビデオもあるので、少し落ち着いたら試してみたいと思います。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
【記事】学校の施設、障害ある子にやさしく・文科省が指針改訂:NIKKEI NET(日経ネット)
- 2007年8月17日 17:05
- ユニバーサルデザイン
文部科学省は11日、障害のある子ども向けの「特別支援教育」の充実を図るため、学校施設整備指針を改訂すると発表した。障害があっても施設が使いやすいよう、既存の学校施設を計画的にバリアフリー化していくことなどを盛り込む。
この指針に関して法的拘束力はないのだそうだ。バリアフリー新法では、学校の施設に対しては義務はなく、努力規定があるだけ。いまだに政府は学校には若くて健康な生徒しか存在しないと考えているのだろう。なかなか統合教育が進まない原因の1つにも、施設の整備が遅れていることがある。
また、学校には教育の場所としての機能の他に、選挙の会場や災害時の避難場所に使われることがあり、この時には様々な人が集まる。そのような公共の場所がバリアフリー新法の対象から外れるのは問題ではないだろうか?
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
【記事】駅のバリアフリー、37%が基準不適合・国交省調査:NIKKEI NET(日経ネット)
- 2007年8月17日 16:56
- ユニバーサルデザイン
1日の乗降客数が平均5000人を超える全国の鉄道駅のうち37%がバリアフリー適合基準に達していないことが国土交通省の調べで分かった。
交通バリアフリー法が出来たのは2000年なので、制定後7年経ってもまだ4割近くの駅が基準に達していないというのは残念ですね。基準に達している駅でも、まだまだ使い勝手がイイ駅というのは少ないので、今後も継続して改善していって欲しいです。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
【記事】インテル、シニア世代にやさしい PC ライフの環境構築に向けて技術要件を策定
- 2007年7月 4日 23:09
- ユニバーサルデザイン
以前からintel research lab.では高齢者向けのPCの研究が進められていることが漏れ伝わってはいたが、まさかこれがその成果ってわけじゃなかろうな?
ニュースじゃ細かい技術要件が分からないので、なんともコメントしにくいが、少なくとも非常に現実的なプロジェクトな印象です。研究所のイメージビデオとかが近未来っぽいので、それを期待してみると、アレレって感じですね。こんなのを期待していたのだけれど・・・。intelがスポンサーで研究していたCASTのような内容だと思ったのに。
シニア向けのコンピューターと言えば、むかしIBMがライコスとやっていたITryプロジェクトを思い出しますね。あのときの研究成果は「らくらくWeb散策」にも利用されていると聞いたことがあります。
シニア向けパソコンというのは、これら意外にも昔から様々なアイデアや取り組みがあるのですが、いまひとつ決め手に欠けますね。 次は私のアイデアを少し書いてみます。
- Comments: 2
- TrackBacks: 0
【記事】低調なシニア向けケータイ
- 2007年6月26日 01:50
- ユニバーサルデザイン
なんだかこの記事を読むと、シニア向け携帯がまったく売れていない印象を受けますね。ドコモのらくらくホンに限って言えば、シリーズ累計の出荷台数が1,000万台を超えているので低調とはいいがたいと思いますが…。
確かにらくらくホン以外のシニア向け携帯は好調とは言えない状況にありますが、この報告の調査方法にも大きな問題があるように思います。まず、調査対象者の年齢ですが、次のように40代、50代だけで8割を占めています。
年齢別では、40代53.3%、50代27.9%、60代14.5%、70歳以上4.2%。
また、登録モニターを使っているので、自らモニターに登録する積極的な人ですね。
調査の手法もネットを使った回答だということなので、回答者はインターネットを操作できるITリテラシーの高い人です。
この時点で回答者にかなりのバイアスがかかっていることが分かると思います。
意外にユーザーを獲得できていないシニア向けケータイだが、何が余計で、何が足りない機能なのだろうか。
そんな問題を投げかける前に、自分たちの調査で何が余計で、何が足りないのかを考えて欲しいですね。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
簡易プロトタイピングツール考
- 2007年6月18日 20:15
- ユニバーサルデザイン
簡単にGUIのプロトタイプを作りたいときに便利な道具はないものかと思って、少し探してみました。
通常はPowerPointをハイパーカードのように使って、紙芝居のようなプロトタイプをつくるのですが、マクロが使いにくいのが玉にきず。で、まずはハイパーカードが使えないかを調べてみます。
本家Macでも今や更新が止まってしまっているのですが、同様の製品が幾つか出ているようです。 その中でも今後期待できそうなのがイギリスの会社が販売しているRuntime Revolution という製品です。
HyperCardと高い互換性を持つマルチメディアオーサリングツールで、日本語にも新しいバージョンで対応する予定だそうです。マルチプラットフォームで価格も安いなど、プロトタイプ意外にも便利そうですね。
次に画面デザインを考えるときに使っているのがVisioです。機械系の学生だったので、簡単な図面を書くときにはVisioを使っていましたが、いつの間にかMSに買収されて(以前よりも)メジャーなソフトになりました。
VisioのPro版にはWindowsのコモンコントロールのステンシルがあるんですけど、これを使って書くなら、Visual BASICで最初からインタラクティブなプログラムを書いてしまえばいいんじゃないかと思います。
そこでVisioの代わりになるものとして、次の2つが見つかりました。
1.Mockup Screens - Make Exciting Software Presentations
この手のツールが比較的高価格なことを考えると、79$という値段設定は魅力的です。スケルトンでインターフェースの概観を設計できるのが便利ですね。
インターフェースをGUIから考えるのではなく、Use case などのモデルを考えることから設計する「Model-driven user interfaces」の考え方に基づいて作られたデザインツールです。まず、Use CaseやNavigation Modelなどを作成したあとに画面デザインに進みます。これなら、画面デザインが終わった後にボタンが一つ足りなかったなんて失敗はありませんね。
現在ベータ版なので無料でダウンロードできるのですが、プログラムの実行に別途Visual Studioが必要です。
携帯や組み込み系のGUIを考えるときはまた、違うツールが必要ですね。プロトビルダーが使えればいいのですが、プロ用なので高価です。Flashで画面を作りAction Scriptで動きをつけるのが多いですね。少し探してみると、最近はFlash互換の無料ツールが公開されているんですね。
1.Suzuka
開発画面のインターフェースを見ると、本物に近い操作感が得られそうです。
2.ParaFla!のページ
パラパラマンガから本格的なアプリまで制作できるそうです。
いずれも無料で公開されているツールとしては完成度が高いですね。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
【記事】シニア向けゲームを専門学校の学生が初企画 (MYCOMジャーナル)
- 2007年2月 6日 22:00
- ユニバーサルデザイン
シニア向けゲームを専門学校の学生が初企画 (MYCOMジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/02/06/460.html
「ゲームを使ってシニアを応援したい」と考えた学生らが、ゲームメーカーのエム・ティー・オーと共同で開発した。同校はシニアが楽しくゲームに参加することで、脳の活性化や生きがい発見につながると期待している。 「みんなの盆栽」は画面をタッチするだけで、盆栽を育てることができる育成シミュレーションゲーム。与える水や栄養分の量で盆栽の形が変わったり、コンクールに出品することができたりと、盆栽好きのシニアでも十分に楽しめる内容となっている。
「シニア=盆栽」という発想に疑問を感じます。彼らが考えるシニア像とは、いったいどんな人を指しているのでしょうか? 実際のシニアに対してマーケティングをやったのでしょうか?
シニアを感じさせるメッセージの込められた商品を、シニアは好みません。実際のシニア世代に対して「何歳からシニアだと思いますか?」と質問すると、自分より10歳上の年齢を提示します。つまりそのようなメッセージを感じさせる商品は、自分よりも年上の人に対する商品だと認識して、手に取るのをやめてしまうのです。
シニア向けの商品を開発する際には、このメッセージの出し方に気を付けなければなりません。自分たちが意図した人達に正しくアプローチするためには、年寄りに見られたくないという彼らの心理を読みながら、企画やプロモーションを考えなくてはなりませんね。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
Extreme Wheelchair Tricks
- 2007年1月28日 11:30
- ユニバーサルデザイン
Youtubeの動画です。
アメリカではExtremeスポーツというスケボーとか自転車でジャンプしたり坂道や段差を飛び越えたりするスポーツが流行っていますが、このクリップではそれを車椅子でやっちゃいます。
最後のBackFlipが決まった瞬間は本当にカッコイイですよ。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
Paper prototyping for the web
- 2007年1月25日 23:29
- ユニバーサルデザイン
同じくYoutubeに掲載されていたクリップです。先日のプロトタイピングの講義で学生にも見てもらいました。
ペーパープロトタイピングをコンパクトにまとまっています。オランダ語で喋っているのですが、まぁ見ていればだいたい分かるのでお勧めです。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
Nokia - Achieve:未来の携帯イメージ
- 2007年1月25日 23:17
- ユニバーサルデザイン
NOKIAによる未来の携帯電話のイメージを扱ったシナリオイメージクリップがYoutubeに掲載されています。どのクリップも短い時間の中で将来像を的確に表現しています。これは来年の講義で使おう。
その他の動画は以下のリンクからどうぞ
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
王様はDyslexia
- 2006年12月15日 14:19
- ユニバーサルデザイン
スウェーデンの現国王であるCarl XVI Gustafは、実はDyslexia(難読症)なのだそうです。そんな話しを聞いたので検索したところ、Wikipediaにこんな記述を見つけました。
Dyslexia For many years, it was widely rumoured that the king had dyslexia. Journalists noted that he misspelled his name when signing his accession document, and in 1973, when visiting a copper mine in Falun, he misspelled his name when signing it on a rock wall. In an interview on Swedish television in 1997, however, the condition was admitted publicly when his wife addressed the issue. "When he was little, people did not pay attention to the problem," she said. "He didn't get the help he needed." She also noted that the couple's children have "a bit of" dyslexia themselves.
Carl XVI Gustaf of Sweden - Wikipedia, the free encyclopedia より
http://en.wikipedia.org/wiki/Carl_XVI_Gustaf_of_Sweden
スウェーデンでは早くからDAISYなどのデジタル録音図書などを作成していましたが、このような事も背景にあったのでしょうか? ま、Wikipediaの記述を見るとなかなか認めなかったそうなので、他の要因が強いのでしょうね。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
平成18年の障害者雇用率
- 2006年12月15日 01:51
- ユニバーサルデザイン
厚生労働省の発表によれば、平成18年6月時点での障害者雇用率は1.52%だったそうだ。
法律で決められた最低限の雇用率は1.8%であるので、まだ目標を達成する事は出来ていない。政府は積極的に雇用率を高める施策をしているが、いずれも効力を発しているとは言い難い状況にある。
雇用に関連する問題として教育が上げられるが、私は教育の問題を解決しなければ雇用率の増加も期待できないと感じている。現在の養護学校などで行われている教育では実際の会社で働く際の能力に結びついていない。また、更に高いスキルを身に付けようと高等教育に進もうと思っても養護学校のカリキュラムでは受験を乗り越えるのは難しい。大学に入れるだけの力があっても、大学側の環境が整っていないことが理由で、拒否される例もある。
教育の問題は、採用する側の心理面にも影響する。分離教育で幼い頃から障害をもつ人と分けて過ごしてきた人達にとっては、いざ採用する時点で障害を持つ人の事を何も知らないことに気が付くだろう。彼らとどのように接していいか分からなのだ。その結果、採用を見送ることになる。本当は少しの気遣いだけで健常者と全く同じに働けるような人であってもだ。
双方の理解を進めるためにも、雇用の問題を考える際には教育の問題も合わせて考えていくことが必要である。
厚生労働省:民間企業の障害者の実雇用率は、1.52%(平成18年6月1日現在の障害者の雇用状況について)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/12/h1214-2.html
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
国連総会が障害者の権利条約と選択議定書を採択
- 2006年12月15日 01:35
- ユニバーサルデザイン
関係者の方々の努力が実り、ついに国連で障害者の権利条約が採択されることになりました。先進国で唯一障害者の権利を定めた法律を持たない日本が、この条約に対してどのようなスタンスを取るかはまだハッキリとは分かりませんが、大きな一歩となったことは確かです。
これを機会に国内の法律などが整備され、障害をもつ人がより暮らしやすい社会が実現されることを期待します。
FIFTH COMMITTEE CONSIDERS BUDGET IMPLICATIONS OF GENERAL ASSEMBLY TEXTS ON DAMAGE REGISTER, DISABILITIES CONVENTION, LAW OF SEA
http://www.un.org/News/Press/docs/2006/gaab3779.doc.htm
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
HCD-NETのセミナーに参加
- 2006年12月13日 03:24
- ユニバーサルデザイン
田町で行われた人間中心設計推進機構(HCD-NET)が主催するセミナーに参加してきました。本日は初心者・中級者向けの内容ということで非常に分かりやすくまとめられており、参考になる内容でした。
- 「人間中心設計促進のためのユーザビリティ定量評価」 和井田 理科氏 (日本ビクター株式会社 技術開発本部 コア技術開発センター)
- 「人間中心設計促進のためのペルソナ手法とデザイン事例」 山崎 和彦氏 (日本アイ・ビー・エム株式会社 ユーザエクスペリエンス・デザインセンター 部長)
和井田氏の講演内容は、日常の業務経験に基づく含蓄のある解説でした。社内ユーザーと社外ユーザーとで評価結果に違いがあるかという問に対して比較調査を実施した結果、パフォーマンス測定に関しては同じ傾向が見られるというのは、面白い発見です。
もちろんユーザーテストはパフォーマンス測定以外にも様々な場面で使われるので、この結果だけで社内モニターだけで済ませられるとは言えないのですが、予算の少ないテスト計画を立てるときには参考になります。
山崎氏のペルソナ手法は、その場で出来る演習付きでした。丁度いま学生とペルソナ作りをしているので、この演習は大変参考になり、授業でも一部を取り入れたいと考えています。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
PICTOCHATが便利!?
- 2006年10月22日 22:14
- ユニバーサルデザイン
ニンテンドーDSには標準で「PICTOCHAT」というチャットソフトが搭載されている。これは無線によって複数のDSとメッセージを共有できるものだ。ソフトキーボードで文字入力も出来るが、なんといってもタッチペンでサッと手書きの文字を相手に送ることが出来るのが最大の魅力だ。
この機能が実は聴覚障害の人に便利だということを先日のパーティーの時に来ていた難聴の人に教えてもらったのだ。連れの人と二人でDSを使ってやり取りする様を見せてもらったが確かに慣れるととても便利そう。
もともと聴覚障害の人メモ帳や携帯用のホワイトボードなどをいつも携帯して、筆談する事があるが、それらの場合交代で書き込むことになり時間のロスがある。それに比べてDSならば持ち替える手間が省ける。
なにより特殊な機械じゃなくて、2万円足らずで購入できる汎用品だというのがいいじゃないですか。最近は品不足が解消されてきて以前より入手しやすくなってきたみたいだし。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
【記事】ASCII24:視覚障害者への福音、電子書籍の自動読み上げに消極姿勢の出版社
- 2006年10月12日 01:15
- ユニバーサルデザイン
視覚障害者への福音、電子書籍の自動読み上げに消極姿勢の出版社
http://ascii24.com/news/i/soft/article/2006/10/11/665110-000.html?top
以前からデジタルディバイドの解消を意識していたボイジャーのT?Timeが遂に音声読み上げに対応した。嬉しい報告だが、同時にコンテンツ提供者である出版社が消極的だというのが残念だ。
book形式の読み上げが可能かどうかは、出版社の意向次第。出版社や著作者が許可しない限り、電子本の読み上げはできない。「情けない話ですが、3割から4割程度の出版社が読み上げ対応に消極的」(前出萩野氏)。 (記事より引用)
読み上げに対して消極的な理由はハッキリと書かれていないが、著作権の問題が大きいと思う。出版社側は著作権保護された電子ブックのファイルであれば管理が出来るが、それらを読み上げた音声が録音されて音声ファイルとして配布されるのではないかと危惧しているのだろうか?
点字による複製など 点字によって複製することができる。またパソコン・ネットワークによって点字データの保存や送信すること、及び点字図書館・盲学校の図書室など一定の施設において視覚障害者向けの貸出し用として著作物を録音することができる。 (はじめての著作権講座より引用)
上記のように障害者に対しては点字への複製や録音が認められている。この場合の複製作業は人手による手作業を指すのだろうか? デジタル化されていれば低コストでこれらの作業が出来るのに、まるで時代に逆らうような行為だろう。デジタルデータの読み上げを禁止するのも時代に逆らう行為だと思う。 そもそも読み上げのメリットは視覚障害だけに留まらない。視力の落ちた高齢者や、学習障害者のように目で読むよりも耳で聞いた方が文章の意味を理解しやすい人もいる。健常者であってもラジオのように効くことが出来るオーディオブックは便利なものだ。このようなメリットを提供することが、電子ブックの売り上げにつながることを理解してもらえればと思う。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
ディスレクシア(難読症)の人に便利かも?漢字そのまま DS楽引辞典
- 2006年8月21日 18:07
- ユニバーサルデザイン
まだ購入したわけではないのだが、DS用の辞書ソフト「漢字そのまま DS楽引辞典」が便利そうだ。何よりタッチパネルに引きたい文字を書き込むと、文字認識して候補を列挙してくれる機能がいい。
ディスレクシア(難読症)の人では、漢字を読むのが苦手な人がいる。読めない文字を辞書で引くのも大変なのだが、タッチパネル入力ならば読めなくても見たままをなぞって入力すれば辞書を引けるのだ。
更に調べた単語を音声で読み上げてくれる機能もある。これは13,000語に限られているが、通常の利用では十分な語彙数だろう。
高校生や大学生が本格的に使うのであれば高機能な電子辞書を薦めるが、小中学生のディスレクシアの児童が初めて触れる電子辞書としては大変ふさわしい性能だと思う。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
Microsoft OneNoteを簡易ロギングツールに
- 2006年8月 4日 12:57
- ユニバーサルデザイン
最近メモ代わりに使用しているマイクロソフト社のデジタルノートソフト「OneNote 2003」は、様々な機能が盛り込まれている。Tablet PCを強く意識したインターフェースになっているので、通常のPCで使っていると、その能力を100%引き出すのは難しいが、結構便利に使っています。
機能の一つとしてビデオや音声をメモとして記録する事が出来るのですが、これを使って簡単なロギングツールの代わりにすることが出来ます。
ここで言うロギングツールとはユーザビリティ調査の際に、ユーザーの行動を記録するための道具を指します。小規模な調査ではなかなか手頃なものが無く、ビデオカメラを回しながらメモを取って記録している人が多いのが現状です。
OneNoteでは一般的なWebカメラを接続することで、動画を撮影する事が出来ます。あまりキレイな絵は撮れませんが、行動を記録する目的であれば十分な品質だと思います。もちろんマイクで録音することも出来ます。便利なのは記録中に入力した文字と動画をリンクさせる事が出来、再生時に連動して文字がハイライトされる機能があることです。逆に文字列をクリックすると、動画の頭出しも出来るのです。私はタイピングが遅いので録音より遅れてしまうのですが、キーワードを付けるくらいならば間に合います。これをキーにして重要な点を整理出来るのが良いですね。
Tablet PCならば手書きメモが使えるので、更に記録しやすくなるでしょう。Tabelt PCをお持ちの方は試してみてください。
売り上げランキング: 3,868
重い高い
便利だけど5000円がいいといころ
手っ取り早くメモを取るのに最適Amazonでのカスタマー評価はかなり厳しいのね・・・。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
【記事】松下、誤飲防止の苦味剤を塗布したmicroSDカード、64MBを2500円前後で - CNET Japan
- 2006年8月 3日 16:02
- ユニバーサルデザイン
CNETの記事から
松下、誤飲防止の苦味剤を塗布したmicroSDカード、64MBを2500円前後で
どんどん小さくなっていくSDカードですが、子どもの誤飲防止のために苦味剤を塗布してあるそうです。
ある意味、子どものためのユニバーサルデザインにあたるでしょうか。
爪を噛む癖を直すのに、指先に唐辛子を塗るという話を聞いたことがありますが、この苦味剤をスプレー缶に入れて販売したら、小さな子どもを持つお母さんに結構売れるかもしれませんね。口に入れそうな物にシュッとしておけばOK。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
【記事】イワタ、ユニバーサルデザインのフォントシリーズ「イワタUDフォント」発表
- 2006年6月28日 01:07
- ユニバーサルデザイン
MYCOMジャーナルより、
「イワタ、ユニバーサルデザインのフォントシリーズ「イワタUDフォント」発表」
松下と共同で開発した視認性の高いフォントを発売するそうです。今後パナ製品に使われていくのでしょう。
値段もそれ程高くない(仕事で使う分にはと言う意味です)ので、一つ買っておこうかな。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
【記事】インテルの研究開発は社会科学重視の方向に
- 2006年6月13日 14:47
- ユニバーサルデザイン
CNETの記事より「インテルの研究開発は社会科学重視の方向に」
インテルのようにBtoBが主な企業であっても、ユーザーの求める技術トレンドを自ら探っている。単純にコンピューターメーカーが求めるスペックを満たすことだけを目指して開発を進めてもよいのではと思いがちだが、このような企業にはCustmer's Custmerという意識があり、 最終的なユーザーが何を求めてPCを手に取るのかを常に考えている。
このような取り組みはインテルの中ではかなり以前から取り組まれており、綿密な人類学的手法による調査も行われている。特にアジアでの人々のテクノロジ観をまとめた報告は大変興味深い内容で、一読をお勧めします。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
【記事】大人には聞こえない着信音
- 2006年6月13日 14:35
- ユニバーサルデザイン
Engadget Japan の記事より 「大人には聞こえない着信音」
年齢が進むと共に高音域が聞こえにくくなります。この現象を利用して授業中に携帯電話が鳴っても、先生には聞こえない着メロがイギリスで使われているそうだ。若い先生には通用しませんな。
このように年齢による可聴域の変化に対応するために、普通は高音域を変換して聞きやすくするとか、低音域を協調するとかして、お年寄りにも聞きやすい音を作ることはよくありますが、逆の使い方は始めて見ました。面白いですね。
耳が遠くなったお年寄りでも、イヤミは聞き取れるという事があります。これも可聴域の問題だと聞いたことがあります。イヤミや陰口をを言うときは低い声でボソボソ喋るので、低音が協調されて、かえってお年寄りには聞こえやすくなるんですね。
皆さん、気をつけましょう(^^;
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
年をとるとこんな顔になる!?
- 2006年6月13日 14:17
- ユニバーサルデザイン
スコットランド自治政府が若者に対して、高齢化問題に興味を持ってもらうために代わったサービスを始めた。
同政府が始めたのは、自分が年をとったときの顔をシミュレーションソフトの提供である。専用サイトから自分の写真をアップロードすると、結果をメールで送り返してくれるのである。
早速自分の写真で試してみた。もちろん英語なので操作はちょっと戸惑う事もあるが、ちゃんとアジア系の顔にも対応しているようで、大まかな人種をチェックボックスで選択できるようになっている。
サイトにはシミュレーションした結果は三営業日くらいあとに、メールで送ってくれると書いてあるのですが、一週間経っても届いてません(^^; と言うわけで私のシミュレーション結果の公開はナシよ。
ちゃんと動いてくれれば、高齢者問題を考えるいい教材なんで学生にやらせてみたいけどなぁ。
今度また試してみます。
元ネタ:
老化した自分の顔は? 英政府、高齢化対策PRにユニークなオンラインサービスhttp://journal.mycom.co.jp/news/2006/05/18/321.html
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
【記事】手話で勧誘、聴覚障害者2億円被害
- 2006年6月12日 18:57
- ユニバーサルデザイン
Asahi.comより、「手話で勧誘、聴覚障害者2億円被害」
東京、山梨、千葉、埼玉などに住む聴覚障害者が、東京の福祉関連会社社長らから「高い利息を払う」ともちかけられ現金を預けたものの、返金されない事態になっている。社長らは、手話を使って勧誘していたとされ、少なくとも30人が被害を訴え、総額2億円以上にのぼるとみられている。
障害者を狙い撃ちにした新手の詐欺でしょうか? この社長曰く善意で始めた事業が失敗したとのことだが、真相は裁判でハッキリさせて欲しいですね。
2300万円を預けた山梨県の50代の男性は昨年3月、「いい利息が入る話がある」ともちかけられた。だが、1カ月分の利息として11万5000円が2回振り込まれた後は振り込みが途絶えた。再三、メールで返金を催促しても、先延ばしにされているといい、「手話がうまかったので信用してしまった」と話す。
この「手話がうまかったので信用してしまった」というのはキーポイントですね。今回は詐欺(?)に使われてしまったのですが、正しく用いれば強力なマーケティングツールとなるということです。
営業でまわるときに、手話が出来ればそれだけ信用されやすくなると言うことです。障害を持つ人達の横の連携はとても強いので、一件契約がとれれば、そのお客さんから口コミで新たなお客さんを紹介してもらえる可能性は高いですね。
接客される方、特に外回りの営業が多い方は手話を勉強してみてはいかがでしょう?
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
Google SketchUp と まちづくり
- 2006年5月31日 12:38
- ユニバーサルデザイン
最近Googleに買収され、無償公開されるようになったSketchUPという3Dモデリングツールがある。このツール、とにかく簡単にモデリングできるのがウリで、まるでスケッチを描くように直感的に3次元モデルを作成できるのだそうだ。
更にもう一つの大きな魅力は、作成した3DモデルをGISであるGoogle Earth上に合成して表示できるのだ。建築モデルを描いて、それを航空写真の上に貼り付けることが出来る。航空写真は無理だが、3次元モデルなので斜めから建物をみて、周りの景観とマッチするかなどが確かめることが出来るのである。
街作りのワークショップなどでは、様々な立場の人の意見を聞くことが必要になる。建築計画の妥当性を推し量るために、紙のモデルを作ったり、実際の建築現場に出向くなどの作業が必要であった。
このソフトでは、そのような将来を予測検証する作業をずいぶんと楽にしてくれるだろう。
SketchUpの魅力に迫る - 3Dモデリングにスケッチ工程を生み出した意義 http://journal.mycom.co.jp/articles/2006/05/30/sketchup/003.html
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
インクルーシブデザイン・ワークショップ 3日目
- 2006年3月 3日 22:11
- ユニバーサルデザイン
ワークショップ最終日。
この日は、午前中に昨日考えたアイデアを可視化する作業を行う。パソコンを持っていたのが私だけなので、パワーポイントでアイデアをまとめていく。他の人は紙でモックアップを作っていた。大体のスライドは昨夜のうちにホテルで作ってしまっていたので、後はメンバーの考えを反映していく作業だけだ。
午後には、一般の来場者も交えたアイデアの発表会。我々のグループは3番目で、順番待ちの間にもパワポを修正。おかげで発表は上々。ただ、大きな賞を逃したの残念だ。自己分析すれば、アイデアはスマートだったが少々小粒だったからかもしれない。
京都新聞 - インクルーシブデザイン
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006030300187&genre=G1&area=K10
また、3月24日には今回のワークショップの報告も含めたフォーラムが開かれる予定だそうだ。
「インクルーシブデザイン・フォーラム 人間の可能性を広げるデザインの未来」
主催・問い合わせ先 財団法人たんぽぽの家
Tel:0742-43-7055 Fax:0742-49-5501 Email:tanpopo@popo.or.jp
日時・場所・交通機関
3/24(金) [第1部]10:30~12:00(受付10:00~) [第2部]13:30~17:40(受付12:00~)
国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟101 (小田急線参宮橋駅より徒歩約7分)
詳細は次のサイトで確認してください。 http://popo.or.jp/new/detail.php?cid=53
更に10月には、京都で開催される国際ユニヴァーサルデザイン会議の時に、今回のようなワークショップを行うとのこと。次回は48時間耐久デザイン・コンペだそうで、厳しい戦いになりそうだ。これも出来たら参加してみたい。
- Comments: 0
- TrackBacks: 1
インクルーシブデザイン・ワークショップ 2日目
- 2006年3月 2日 23:13
- ユニバーサルデザイン
ワークショップ二日目。この日は朝から一般の方の家庭に伺って、半日過ごし生活の中での不便さを発見する作業に取りかかった。
私たちのグループは、京都市内に住んでらっしゃる視覚障害の方のおうちに行くことに・・・。生活の中での発見ということでお掃除を手伝ったり、お茶をいれたり、買い物に出かけるなど日常生活でよくある場面を一緒に体験する事で、そこに潜む問題を探るのだ。
問題発見の作業の中で、特に我々が着目したのはコーヒーを淹れてもらうときの不便さだ。いつもドリップバックを麦茶のパックのようにそのままヤカンに入れて煮出してコーヒーを作られているとのこと。電気ポットからドリップバックの注ぎ口にお湯を入れるのは難しいので、この方法で淹れているそうなのだ。そこで、我々のグループではこの問題を解決することに・・・。
午後、ワークショップの会場に戻ると、直ぐに半日の行動から得たキーワードをまとめて発表する作業を行い、続いてそれらの問題を解決するための具体的なアイデアを練ることに。我々はドリップバックを購入してきて、実際にお茶を飲みながら優雅にアイデアを考えたのだった・・・。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
インクルーシブデザイン・ワークショップ 1日目
- 2006年3月 1日 21:07
- ユニバーサルデザイン
京都で開催されたインクルーシブデザイン・ワークショップに参加してきた。これは財団法人たんぽぽの家と協力し、インクルーシブデザインを推進しているジュリア・ カセムさん(英国ロイヤルカレッジ・オブ・ アート)を招いて行われるもので、3日間にわたるワークショップを通じてインクルーシブデザインの考え方を学ぶものだ。
初日の今日は講師のカセムさんからインクルーシブデザインの考え方を、たくさんのスライドを見ながら説明してもらう。いちばんの興味はインクルーシブデザインとユニバーサルデザインの違いだ。
ユニバーサルデザインはアメリカと日本でよく使われる言葉で、インクルーシブデザインはイギリスなどヨーロッパでよく使われている言葉だ。どちらも多くの人にとって使いやすいデザインの概念である。カセムさんによれば両者のメソドロジーは同じだそうだ。違いはヨーロッパとアメリカの言語的なセンスの違いだそうだ。ヨーロッパの人にとって、「ユニバーサル」という言葉はとても仰々しい言葉なのだそうだ。彼らは人生の中でユニバーサルなモノなんて何も無いと思っているので、しっくり来ないとのこと。確かに私もユニバーサルデザインて「宇宙のデザイン」ですか? と聞かれたこともあるから、その感覚は分からなくもない。
講義の合間には必ず考える時間が用意されていて、その都度よいデザインとは何かを考えさせられる。この自分で考えるというのがワークショップで重要なんだな。自分で講義するとつい教えることに一生懸命になってしまって、そこまでたどり着けないことが多い。見習おう。
小学館 (1998/11)
売り上げランキング: 260,977
- Comments: 0
- TrackBacks: 2
TANITA:バイブレーション付きタイマー
- 2006年2月19日 22:48
- ユニバーサルデザイン
売り上げランキング: 288
学習に使うならこれです
バイブレーターが付いていて、とても便利です。
自閉症の息子の見通しのためにぴったり!- Comments: 0
- TrackBacks: 0
【講演】学習障害の方に便利なテクノロジーの紹介
- 2006年2月 1日 23:44
- ユニバーサルデザイン
学習障害の方をサポートするNPO法人EDGEが主催する学習支援員の養成講座で講師をしてきました。
テーマは学習障害の方に便利なテクノロジーを紹介です。
この講座は昨年も実施して大変好評だったので、2時間に増やしてもらいました。
おかげで、単なるツールの紹介だけではなくて、それらのデモンストレーションをすることもできました。
アメリカやイギリスでは、学習障害の方に便利なテクノロジーは結構あるのですが、日本では言語的な問題もあるのか、身近で手に入りやすいものがあまりありません。
学習支援員は、実際に子供たちに接するので、手に入らなかったり使いにくい道具は紹介せずに、日本でも手に入りやすい身近な道具を中心に解説することにしました。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
【記事】:【ユニバーサル社会】パソコンや携帯電話など、誰でも使えるように
- 2006年1月18日 15:01
- ユニバーサルデザイン
読売新聞のJIS X8341シリーズに関する記事です。
【ユニバーサル社会】パソコンや携帯電話など、誰でも使えるように
春に事務機械に関する規格が出て、このシリーズが完結する予定です。今後は国際化や一般への普及が課題ですね。国際化に関しては、パート1の概論がISO化へ。パート3(Web)はWCAG2.0との連携。そして電気通信機器のパート4はITUへとそれぞれ国際化の作業が進められています。
- Comments: 3
- TrackBacks: 0
SPコード
- 2005年12月24日 22:40
- ユニバーサルデザイン
視覚障害の人向けに開発されたSPコードというものがある。2次元バーコードの一種で、専用のスキャナーで読み取ると文字をデコードして音声で読上げてくれる。
視覚障害の人の内、文字を読むことが極めて難しい1級や2級の人は約19万人いるが、点字を読むことが出来る人は1割に満たない。多くの中途失明者にとって点字の読み書きを学ぶことは難しいのだ。また高齢のために失明する人も多く、新たにパソコンなどのスキルを身に付けることも容易ではない。SPコードはそのような人達をターゲットに開発されたものである。
狙いとしては正しいと思う。OCRの技術が進んだとはいえまだ100%の認識率には至っていないし、点字プリンターも効果で置き場所に困るから、プリンターで簡単に印刷できるコードは点字を読めるユーザーにとってもメリットは大きいはずである。しかし、普及のやり方に問題があると感じる。
まず、独自に開発したSPコードである。すでに携帯などに使われているQRコードをなぜ採用しなかったのだろう? 既に普及しているコードを利用することによって開発のコストは随分下げられたはずだし、音声読み上げが可能な携帯電話であれば持ち運びが出来るリーダーが出来た可能性も高い。
これには恐らく日常生活用具給付金制度が問題になっている。この制度は福祉機器の購入を助成する制度で、政府が認めた用具に対して購買の補助金が出る制度である。そのため日常生活用具に認められれば、少額の負担で済むため、高額になりがちな福祉機器を購入する事が出来るようになっている。素晴らしい制度なのだが、問題点も多い。まず、障害者を対象にした製品でなければ認可が下りないことである。介護ベットなどであれば問題ないのだが、情報機器に関しては一般の人でも便利に使える場合があるので、認められない例もあった。SPコードに関してもおそらくその点に対しての配慮から独自のコードを開発するに至ったのだと推察される。
次にSPコードが標準化されていないことである。QRコードは標準化が進み、規格がオープンになっている。そのため多くの企業が利用しており、それが普及の要因の一つにもなっている。これに対してSPコードはクローズドだ。そのためか対応している読み取り装置は2種類だけである。
SPコードは自治体の広報や薬の注意書きに使われなど、徐々に普及してきた。しかし、まだ一部の利用に限られている。これはSPコードが付いた印刷物が少ないからなのか? あるいはそれを読み取る装置が普及していないのからなのか? とにもかくにも卵が先か鶏が先かの議論と同じジレンマに陥っている。
このジレンマを打ち破るために必要なことは、SPコードの利用を自由にすることだろう。少なくとも視覚障害者向けに発売されているOCR装置やソフトがSPコードを理解出来るようにすること。先述したようにOCRは未だに100%の認識率には遠く、段組や挿絵があると認識率は著しく下がる。そこにSPコードが付与されていれば、文字の読み上げは100%可能になるのだ。バーコードの認識プログラム自体はそれ程難しい技術ではないので、メーカー側が対応する際の負担も少ない。携帯電話でも読み取り/読み上げが可能な端末が出来るかもしれない。とにかく少しでもSPコードを読める端末を増やすことが重要だ。
SPコードを付与した印刷物を増やすことも重要だ。現在SPコードを作るには専用のソフトが必要である。このソフトはMicrosoft社のWordに組み込んで使用するため、その他のソフトで作られたものに対応できない。対応したソフトを増やしていく努力が必要だろう。また規格が公開されれば自社のソフトに組み込んでくれる開発者も居ることだろう。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
ATACカンファレンス2005-2日目
- 2005年12月 4日 22:34
- ユニバーサルデザイン
京都の2日目です。今日は雨が降っていてとても寒い朝でした。
http://e-at.org/atac/2005win/index.html
本日のセッションはこんな感じ。
○携帯電話を利用した生活支援
様々な機能が凝縮された携帯電話をコミュニケーションの手段として使うことに関する提案。ドコモの2画面携帯も紹介され、大きな期待が寄せられていた。
○日本及び米国の障害学生の実態
日本で障害をもつ学生を積極的に受け入れている広島大学と日本福祉大学、そしてアメリカのワシントン大学で行われている障害学生を受け入れるプログラムの「DO-IT」の紹介。
○より簡単な支援技術へ
マンチェスター大学のPaul Blenhorm氏の講演。肥大化する支援技術への提言。機能が増えることが必ずしもユーザーのベネフィットにつながらない。今後はシンプルなテクノロジーを提供し、ユーザーが自分必要なものだけを選択することが重要。支援機器だけでなく、一般の機器にも通じる示唆の多い講演でした。
- Comments: 1
- TrackBacks: 0
ATACカンファレンス2005-1日目
- 2005年12月 3日 21:33
- ユニバーサルデザイン
京都で開催されたATACカンファレンスに来ております。ATACとはAssistive Technology & Augmentative Communication の略で、日本語では支援技術と代替コミュニケーションとでも訳せばいいのでしょう。主にコミュニケーションに障害をもつ方のためのテクノロジーに関するカンファレンスです。
http://e-at.org/atac/2005win/index.html
今年で10回目の記念大会で、私自身は4回目の参加となります。参加されている方は養護学校の先生やリハビリテーションの関係者が多いようです。
教育やリハビリの現場での実践的な取り組みに関する報告が多く、大変参考になります。また日本で入手できる支援技術に関する製品の展示も行われており、実際の製品を触れることの出来る良い機会です。
今回参加したセッションはこんな感じ。
○AACやATで役割を生み出すことの大切さに気づく?統合教育や交流教育へのヒント
現在進められている教育の統合に対しての問題提議。
○総務省の取り組み
総務省の情報バリアフリーの担当官からの報告
○Show and Tell
参加者からの告知。一人30秒で自己アピール
○機械で生み出す言葉
コミュニケーション・シンボルの組み合わせで会話をする支援技術の紹介。海外からの招待講演。
○ITサポーターの素晴らしい実践
各地で活躍するパソコンボランティアからの実践報告。
○視覚障害疑似体験
ゴーグルを使って、白濁と視野狭窄の状態を疑似体験。ATACの会場をパートナーとうろうろしていろんな人にぶつかる。過去に何度か体験しているが、やるたびに新しい発見があって新鮮である。
夜、掛屋剛志くんという13歳の視覚障害の男の子のライブが会場で行われました。うまいピアノだなぁと思って聴いていたけれど、驚いたのはその後に演じたドラムでした。なんとただの段ボール箱を叩いていただけなのに、それが見事なビートを刻んでいるのです。これにはちょっと震えたね。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
JIS X8341-5
- 2005年11月 6日 20:58
- ユニバーサルデザイン
X8341シリーズの5番目の、JIS X8341-5:事務機器が10月21日に JISC(情報技術専門委員会)で承認されました。事務機器はコピー機やプリンターなどのことです。これによってX8341シリーズの策定は一段落しましたね。
このニュースの詳細は、経済産業省のサイトで公開されており、2006年2月20日にJIS制定の予定になっています。
http://www.meti.go.jp/press/20051021006/20051021006.html
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
JIS X8341-4が公示に
- 2005年10月20日 15:55
- ユニバーサルデザイン
10月20日付けで、日本工業規格「高齢者・障害者等配慮設計指針?情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス?第四部:電気通信機器」(JISX8341?4)として制定されました。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/051020_2.html
この規格がまだ業界標準だった頃から策定に参加していたので、無事にこの日を迎えられて本当に嬉しいです。
この規格はメーカーや専門家だけでなく、当事者である障害を持つ人も参加して策定したのが大きな特徴だと思います。また、プロセスを重視した点や手順書の作成などの新しいポイントも入っており、シリーズでは最も良い出来なのではないかと自負しています。
Webアクセシビリティの規格に比べれば参照する人の数は限られますが、規格に準拠した製品の恩恵を受ける人の数はWebに比べても多いでしょう。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
UDの認知度
- 2005年9月28日 23:06
- ユニバーサルデザイン
明日からユニバーサルデザインの講義を始めることになっているのだけれど、その前に受講する学生にユニバーサルデザインがどれだけ知られているかアンケートを取ってみた。
最近の大学はITが便利に使えていいね。教育用のグループウェアが用意されていてその中にアンケート機能を使えば告知からカウントまで全て自動でやってくれます。
夏休みの間に実施したため(大学は今週から始まったから:羨まし)、有効回答率は50%だが、なかなか興味深い回答が集まった。
まず、UDという言葉を知っているかという質問には、半数の学生が「聞いたことがある」、あるいは「知っている」と答えた。しかしこの講座がキッカケで知った学生もかなりの数がいる。CMで結構やっているからもう少し知名度は高いかと思ったんだけどねぇ。
次に身の回りで困った経験はあるか? という質問には、半数が「ない」と答えており若いってすばらしいと思ってしまった(^^; もっとも「ある」と答えた場合には具体例を書かせたので、面倒だったのかも・・・。ちょっとバイアスがかかってるかな。
最後に講義での要望を聞くと、情報系の学科なのでコンピューターやWebに関するものが多かったので、目的は達せられそうだ。他にも実技をやって欲しいというリクエストももらったのだが、予想外に参加者が多くてこちらは少し工夫しないとちょっと無理そうです。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
投票とアクセシビリティ
- 2005年9月11日 16:24
- ユニバーサルデザイン
本日は衆院選の投票日ということで、さっそく投票所へ行ってきました。
投票所は近所の小学校の体育館が使われており、特段にアクセシビリティには配慮されてません。本来ではこのような人が集まる場所では段差などは配慮して欲しいですね。
建築物に対するアクセシビリティを求める法律の「ハートビル法」では、改正された時にようやく特定建築物として学校が追加されました。それでも特定建築物は義務ではなく努力義務なので拘束力のないものです。
昨年アメリカの選挙のことを少し調べたのですが、選挙をとても大事にしている印象を受けました。もちろん投票所のアクセシビリティにかんしてもADA法の中で決められてます。また、2000年の大統領選で集票時に起きたトラブルから電子投票機の乗り換えが進んでいた時期でした。これらの電子投票機には、もちろん視覚に障害がある人や肢体不自由などの障害を持つ人たちにも配慮することが求められていました。
そのときの調査は大統領選の前に終わってしまったのですが、その後の様子を見てみると電子投票機のトラブルが多くあったようです。動かなかったり、住民の数より多く票が入っていたり・・・。大統領選が終わって当時の投票をまとめた資料が出揃ってきたので、この問題も一度振り返ってまとめたいですね(時間があれば)。
日本でも鯖江市などで実験的に電子投票が行われた事があったのですが、コスト高などが理由で今では中止になったらしいです。他の市町村ではどうなんでしょうか?
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
【記事】スラッシュドット ジャパン | 文字を読むための脳の働きは表音、表意で異なる
- 2005年9月 6日 01:14
- ユニバーサルデザイン
スラッシュドット ジャパン | 文字を読むための脳の働きは表音、表意で異なる
表音文字と表意文字の問題はWebアクセシビリティとも深いところで通じています。
脳のレベルで違いがあるとはね・・・。
日本人と外国人では、虫の音を聞いたときの脳波の反応が違うという話を聞いたことがあるけれど、それとどこか同じところがあるのかもしれない。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
コピー機の音声対応
- 2005年9月 3日 04:16
- ユニバーサルデザイン
ゼロックスやNECは以前から取り組んでいましたが、ここんところJIS X8341-5を意識しているのか、各社から音声に対応したコピー機が出ていますね。
http://panasonic.biz/ipoffice/workio/
http://www.ricoh.co.jp/release/by_field/copy/2005/0829.html
とか最近プレスリリースを出しています。
でも視覚障害者がコピー機を使うことはあるのでしょうか?
仕事上のことなので、詳しくは書けませんが以前、視覚障害者のコピー機利用について調査したことがあります。
それによると、特に晴眼者と一緒にデスクワークをしている人は、文章情報を共有するためにかなりコピーを利用されているそうです。自分で字を書くことが難しい視覚障害者にとって、プリンターで打ち出した資料をコピーして配布するというシチュエーションは大いにあります。
また弱視の方の場合、拡大コピーを利用する時に手元のスイッチが見えないと困るので、このような措置は有効でしょう。
リコーのコピー機に搭載された音声認識機能は、視覚障害の人だけでなく、コピー機に近づきにくい車いすを使っている人にも便利な機能ですよね。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
Home > ユニバーサルデザイン Archive




