ここから始めるWebアクセシビリティ―誰もが使いやすいホームページの作り方
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浜田 英雄 小川 祥子 榊原 直樹 関根 千佳 ユーディット
ぎょうせい (2004/07)
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翻訳監修に加え、国内事例の記事の1つを担当しました。単純な技術の解説書ではなくそれを当事者がどのように使いこなしているかが描写されている点がお勧めです。
原稿を書くのに苦労しましたが、なんとかまとまりました。米国の事例や、ニーズ調査に関してまとめています。
第3章を担当しています。学部の1、2年生程度を想定した入門書です。情報アクセシビリティにこれから取り組みたいと考えている方にお勧めです。
ゼロックスやNECは以前から取り組んでいましたが、ここんところJIS X8341-5を意識しているのか、各社から音声に対応したコピー機が出ていますね。
http://panasonic.biz/ipoffice/workio/
http://www.ricoh.co.jp/release/by_field/copy/2005/0829.html
とか最近プレスリリースを出しています。
でも視覚障害者がコピー機を使うことはあるのでしょうか?
仕事上のことなので、詳しくは書けませんが以前、視覚障害者のコピー機利用について調査したことがあります。
それによると、特に晴眼者と一緒にデスクワークをしている人は、文章情報を共有するためにかなりコピーを利用されているそうです。自分で字を書くことが難しい視覚障害者にとって、プリンターで打ち出した資料をコピーして配布するというシチュエーションは大いにあります。
また弱視の方の場合、拡大コピーを利用する時に手元のスイッチが見えないと困るので、このような措置は有効でしょう。
リコーのコピー機に搭載された音声認識機能は、視覚障害の人だけでなく、コピー機に近づきにくい車いすを使っている人にも便利な機能ですよね。