舌で見る

 額に取り付けたCCDカメラで撮影した画像を、二次元に配列した電極ピンで舌の上に表現して視覚の代替にするテクノロジーがCBSニュースで紹介されていました。舌は体内で最も高い弁別能力がある場所で、細かい違いを理解することが出来ます。

 脳には高い可塑性があり、訓練によって舌で感じた画像を、視覚を司る脳細胞で認知するように組み替えることが出来るのでしょう。

 日本では株式会社アイプラスプラスが舌ではなく額に電気刺激を加えるシステムを開発していますね。

アイプラスプラス

 非侵襲型で体に負担の少ない技術ですので、どちらも早く実用化されることを期待しています。