UAIアクセシビリティセミナー:一歩進んだWebアクセシビリティ

間近の開催案内で申し訳ございませんが,来週の木曜日,5月31日13時から17時半まで,東京でウェブアクセシビリティのセミナーを開催しますので,奮ってご参加ください.

開催案内のページ[1]から参加申し込みできます.

[1] http://www.comm.twcu.ac.jp/~nabe/UAI/20070531/

以下,概要を抜き書きします.

== UAIアクセシビリティセミナー:一歩進んだWebアクセシビリティ ==

日時:2007年5月31日(木) 13時?17時半

主催:ITRC UAI分科会

会場:国立情報学研究所
〒101-8430 東京都千代田区一ツ橋2-1-2
電話(代表):03-4212-2000
(半蔵門線・三田線・新宿線「神保町」A8出口、
   又は東西線「竹橋」1b出口、徒歩3?5分)

定員:80名 (先着順)

情報保証:出来るだけ対処したいと思いますので、申し込み時にご指定ください。

参加費:
 * ITRC会員:無料
 * 一般:千円(当日、受付で、現金でお支払いください。)

お問い合わせ先:uai-core@comm.twcu.ac.jp

プログラム:
* 13:00?13:10:オープニング (UAI分科会主査、東京女子大学教授 渡辺隆行)
* 13:10?13:50:「Webアクセシビリティ概論」(渡辺隆行)
* 13:50?14:20:「世界各国のアクセシビリティ」(ユーディット 榊原直樹)
*  休憩(20分)
* 14:40?15:20:「企業サイトにおける実践」(インフォアクシア 植木真)
* 15:20?16:00:「サイト構築時の問題と改善方法」(ミツエーリンクス 中村精親)
*  休憩(20分)
* 16:20?17:00:「Ajaxアクセシビリティ」(梅垣正宏 アクセシビリティコン
サルタント)
* 17:00?17:30:クロージング

【読書】遙かなる甲子園

 すべての球児達にとって甲子園は「遙かな」存在なのだろうが、このマンガの舞台になった沖縄の聾学校の野球部員達にとっては距離的にも、そして制度的にもまさに遙かな存在だった。

日本学生野球憲章|憲章&規定|財団法人日本高等学校野球連盟

第十六条それぞれの都道府県の高等学校野球連盟に加入することができる学校は学校教育法第四章に定めるものに限る。

 とある。聾学校は学校教育法第六章に定める学校なので、高野連に加盟することすら出来ないのだ。制度の問題だけではなくとも周囲の無理解は大きく、野球を続けること自体が困難な状況で彼らはどうやってそれを乗り越えていくのだろうか? 

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【記事】MS、途上国や高齢者を救う最先端技術を披露:ITpro

【WinHEC 2007】MS、途上国や高齢者を救う最先端技術を披露:ITpro

 米マイクロソフトの先端技術研究所マイクロソフト・リサーチ所長兼チーフ戦略オフィサーのクレイグ・マンディ(Craig Mundie)氏は、「今後の核となる開発は医療と教育分野、節電技術にある」と述べて基調講演を始めた

 先進国のIT利用率が飽和状態になりつつある今日では、あらたな市場を切り開くためにIT途上国をターゲットにした研究を進めているのだろうか。

 この記事で紹介されていた医療キオスクのような専門性の高い機器に関してはOpen Sorceソフトに比べて、まだ優位性が高いと思われる。教育分野に関しては、OLPCプロジェクトなど競合が多く一筋縄ではいかないだろう。優良な教育コンテンツを確保できるかどうかが、勝負の分かれ目のように思う。

写真:開発途上国を想定した医療向けコンピューターキオスク

【読書】J検情報デザイン完全対策公式テキスト

 情報検定の公式テキストだそうです。 「情報デザイン」を取り扱う検定だそうで手に取ったのですが、やたらと資格や検定が増えるのも考え物ですね。発行しているのが専修学校教育振興協会なので、専門学校の教材に使うことを考えているのでしょう。

1テーマを見開きで解説しているので、興味のあるページから学習を開始できるのがいいですね。ある程度勉強しているひとには物足りない内容だと思いますが、目次は良くできているので情報デザインを構成する要素を確認するには便利です。これをキーワードに更に自分で調べて勉強するのがいいでしょう。

第1編 共通科目
第1部 情報デザインの基礎 情報社会とデザイン/情報メディアとデザイン/情報デザインとは/情報モラル
第2部 問題の発見と企画 企画の開始/コンセプトメイキング/コンセプトの具現化とデザイン計画/チームオペレーション
第3部 情報収集と解釈 調査/分析と解釈/マーケティングリサーチ
第4部 情報の構造化と編集 情報アーキテクチャ/インタフェースの設計企画のプレゼンテーション
第5部 表現の基礎 平面構成/立体構成/色彩構成/質感構成・音構成・運動(動き)構成デザイン要素と心理/画材・コンピュータ
第6部 情報の表現と演出 レイアウトとその要素/関連性の表現空間・時間展開の表現/ユーザインタフェースの表現映像表現/静的表現・動的表現

第2編 選択科目
第1部 ビジュアルデザイン分野 紙などの平面媒体を中心とした情報伝達の手法・表現・品質などについての基礎知識と応用/ビジュアルデザイン分野における企画・設計・ワークフローの基礎的な知識/平面媒体による(―ビジュアルデザイン分野における―)情報表現/ビジュアルデザイン分野における情報デザインの事例をもとに総合的な力を問う
第2部 インタラクティブメディアデザイン分野 WebやDVDなどのインタラクティブなデジタルメディアを中心とした情報伝達の手法・表現・品質などについての基礎知識と応用/デジタルメディアにおけるコンテンツの企画・設計・ワークフローの基礎的な知識/デジタルメディアにおける情報表現とユーザインタフェースのデザイン/インタラクティブメディアデザイン分野における情報デザインの事例をもとに総合的な力を問う
第3部 プレゼンテーションデザイン分野 一般社会におけるプレゼンテーションの手法・表現・品質などについての基礎知識と応用/プレゼンテーションの企画・シナリオ・表現/プレゼンテーションの実施環境、リハーサル/プレゼンテーションにおける情報デザインの事例をもとに総合的な力を問う

索引

J検情報デザイン完全対策公式テキスト
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【読書】Designing Interactions

とても美しい作りの本です。インタラクションの歴史を人を中心に綴ったもので、図や写真がふんだんに使われているのもの嬉しい。英語が苦手な人でも楽しめます。ただ電話帳のように分厚い本なので、じっくり腰を据えないと読めないなぁ。

サイト「Designing Interactions」でサンプルが見られるので、お試しあれ。

Designing Interactions
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