アメリカでは通信と放送に関しての権利が様々な法律によって規定されており、聴覚に障害のある人が電話を利用する際のリレーサービスやテレビ放送への字幕付与が義務づけられている。しかし以前から既存の法律の範囲では、近年増加しているスマートフォンやインターネット経由のビデオプログラムまでカバーできないことが問題になっていた。これらはいずれADA等の改定でカバーされると思っていたが、新たな法律としてThe 21st Century Communications and Video Accessibility Act が2010年に策定された。
そのときのオバマ大統領のスピーチがYoutubeに公開されている。画面の左隅にはスティービー・ワンダーが映っているのに気がつかれただろうか?
法律は2部構成になっており、第1部が通信アクセスに関する規定、第2部が映像プログラムに関するものである。
この法律の全文が邦訳がろうあ連盟のページで公開されている。他にもいくつか翻訳がWeb公開されているが、一番読みやすいですよ。