Windowsで便利に使えるマクロ作成プログラムUWSCで、汎用USB-IO2.0を制御してみました。
UWSCはPCの操作を記録して、マクロとして再生することができるプログラムです。独自のコードを記述してより高度な操作を実現することも可能です。定時操作も設定できるので、毎日同じ時間にPCに対してマクロを実行することも可能です。
もしPCに接続した機器に信号を送ることができれば、簡単なホームオートメーションが可能になります。
UWSCはDLLを操作することも可能なので、今回はこの機能を使って汎用USB-IO2.0を操作してみることにしました。
汎用USB-IO2.0はKm2Netが開発したボードで、PCにUSBケーブルで接続してIOの制御ができます。
制御サンプルのページには、Excelから制御ができるDLLなども公開されています。今回は他のページになりますが、バケさん作のvbausbio.dllを使ってIOを制御してみましょう。
今回使ったのは秋月電子で購入したUSB接続デジタル入出力モジュール USB-IO2.0(AKI)を使います。
// USB-IO DLLの定義。まずUWSCでvbausbio.dllを使えるように初期設定をします。 DEF_DLL uio_find():int:vbausbio.dll //ディバイスの中からUSB-IOを検索・初期化 DEF_DLL uio2_out({byte,byte,byte,byte,byte,byte,byte,byte}):int:vbausbio.dll DEF_DLL uio2_inp({byte,byte,byte,byte,byte,byte,byte,byte}):int:vbausbio.dll //出力ポートの配列を定義します。 DIM outPort[7] uio2_out(outPort[0],outPort[1],outPort[2],outPort[3],outPort[4],outPort[5],outPort[6],outPort[7]) //入力ポートも同じように設定します。 DIM inpPort[7] uio2_out(outPort[0],outPort[1],outPort[2],outPort[3],outPort[4],outPort[5],outPort[6],outPort[7]) //uio_find()を使ってディバイスの中からUSB-IOを検索・初期化します。変数OpenDにはエラーコードが返ります。 OpenD = uio_find()
正常に接続できたら、最初に定義した配列inpPort[]やoutPort[]で制御したいポートのビットを制御すればOKです。
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