遅ればせながら、iPhone購入しました。まだフリック入力に慣れていないので文字の書き込みに時間がかかる。
カテゴリー: 日々の徒然
ユニクロのパンフレット:服のチカラ
冬のバイク乗りには欠かせないヒートテックを購入しにユニクロに行ったところ、レジに置いてあったパンフレットに目がとまった。自転車に乗った青年と、インパクトのあるタイトル「服のチカラ」という言葉に引かれて1部もらってきた。
「世界を良い方向に変えていく 服のチカラ
障がい者と働くということ ユニクロが取り組む障がい者雇用 01」
ユニクロは以前から障がい者雇用に力を入れてきたことでも有名で、従業員5000人以上の企業としては、日本で1番の雇用率(2008年月で8.06%と驚異的)を保持している。以前から、実際にはどのような人が働いているか興味があったが、このパンフレットでは、実際の従業員の人達を紹介したものだった。
どんな障害の人が、どんな職場でどのような仕事をしているか? 冊子の中では、各職場で様々な障害の人が、工夫をしながら働く様子を実体験を交えながら簡潔にまとめられている。
この冊子、Webでも公開されていないか探してみたが見つからない。既に店頭では02が置かれていて、今から入手する方法はない。せっかくよい冊子なので、もっと広く見てもらうために、何か方法はないかしら?
RED BULL BOX CART RACEに出たいよ!!!
たまたま見ていたCMで知ったのですが、スタミナドリンクで有名なRedBullがスポンサーのBox Cartレースが、10月に日本初開催されるらしい。
シリコンバレー辺りじゃ、年に一度ハイテクベンチャーのエンジニア達が集まって、このレースに熱狂しているらしいと、「発想する会社!― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法」に書いてあったけど、日本ではこれが初めてなのね。
早川書房
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忘れていた何かを思い出す
イノベーションの実像の書
イノベーションを生むための具体的な方法
IDEOの方法論に触れることができるが、危険な本?
これで社内のファシリティ考えてもいいです。
レースの評価点は次の3つ。
- カートのオリジナリティと完成度
- ドライバー本人とチームのエンターテイメント性(パフォーマンス)
- レースタイム
つまりどれだけ目立った走りが出来るかということだな。
人生にレースは必要だよ! 誰かオレとチームを組まないか? 最初の書類審査の締め切りは7月13日だ。
iPhoneで動くコミュニケーションエイド
発話ができなかったり、体を動かす事ができないなどの身体的な理由や、自閉症などが理由でコミュニケーションがうまくできない人のための支援機器を総称してコミュニケーションエイドと言いますが、それをiPhoneアプリで実現したのが、このソフト。
“Communication on the Go for iPhone and iPod touch” Communication on the Go for iPhone and iPod touch
以前からPDAを利用して同様の機能を実現したコミュニケーションエイドが発売されていたが、iPhoneのように入手が容易な端末で利用できると、選択肢が広がりますね。
実装はされていないけれど、iPhoneならではGPS機能や加速度センサを組み合わせると、もっと様々な入力デバイスとして使えるかもしれない。
一方日本ではこのようなコミュニケーションエイドの機能を、ニンテンドーDSで実現できるソフトが開発中らしい。DSiのカメラ機能を利用して、写真を取り込んだりかなり期待できそう。iPhoneよりお手軽ですね。
【報告】発達障害支援研究会-第1回勉強会
所沢にある国立身体障害者リハビリテーションセンターで行われた発達障害支援研究会の第1回勉強会に参加してきた。以前から学習障害の人の支援機器開発に興味がありこの会にも入ったのだが、会計は企業の人がいいよねぇというよく分からないロジックで、会計幹事を担当することになってしまった。今回はお金が発生しなかったが、次回以降は会計の仕事が増えるかもしれません。
肝心の内容ですが、非常に興味深いもので、所沢まで行ったかいがありました。
- 開催日:2009年5月23日(土曜日)
- 場所:国立障害者リハビリテーションセンタ
- 時間:13時?16時
- 内容:
- 発達障害について (30分)
- 医学的な定義など
- 行政における発達障害とは
- 発達障害の各ライフステージにおける特徴と課題 (40分)
- 乳幼児期
- 学齢期
- 青年期以降
- 発達障害情報センター・発達障害教育情報センターにおける情報提供について (20分)
- ヤンセンファーマ社による「バーチャルAD/HD」の紹介(5分)
- LD,ADHDの心理的疑似体験プログラムの実施と発達障害における支援機器の在り方(35分)
- 質疑及びディスカッション(30分)
- まとめ
- 発達障害について (30分)
特に興味深かったのが、4と5です。
ヤンセンファーマの「バーチャルAD/HD」は、次の写真のように、没入型バーチャルリアリティを提示する機器を用いて、集中できない子どもの視線の動きを体験するものです。教室の中で黒板を見ようとしても、周りのものに注意が向いてしまい視線が周囲に動いてしまいます。頭を動かして、視線を黒板に戻そうとして、強制的に視線が引き戻されてしまい、結果集中できなかったり、多動になってしまうということが体験できます。
もう1つは学習障害の疑似体験ツールでした。こちらはパワーポイントによるスライドと、質問紙の組み合わせで行われるものです。こちらも以前から体験したかったもので、非常に興味深いものでした。ただし、この日は時間の関係で、短縮版で行われたのですが、本番は2?3時間かかるものなので、いずれ正式なコースを体験したいと思います。