【大学】新潟大-公共経営特殊講義-2日目

はい、2日目の講義です。講義の前にレジュメとくじ引きを配る。

(05限)Webアクセシビリティ&ユーザビリティ

 Webを使う上で、高齢者や障害のある人にどのような問題があるかを、写真やビデオを使って紹介。

(06限)Webアクセシビリティ&ユーザビリティ

 Webアクセシビリティ&ユーザビリティを向上させるために、5限で説明した問題点を解消するための具体的な方法について解説。

(07限)ライフメニュー

 自治体サイトのナビゲーションの特徴として、「ライフメニュー」があります。これはサイト訪問者のニーズに合わせて、必要なリンクをまとめたメニューですが、引っ越しをテーマに学生達にラフメニューを作成するワークショップを実施しました。各自で作成したメニューを実際のWebにあるメニューと比較してもらいます。

(08限)カードソーティング

 メニューやナビゲーションを更に理解してもらうために、Webサイトのメニュー構造をカードソーティングを実施して考えてもらいます。テーマは大学生が興味を持っているだろう就職情報サイト。くじ引きで班に分かれて、それぞれにカードを作成しそれをまとめてメニューグループを作ってもらいました。この結果は、大学生の就職観がかいま見られて興味深いです。

最後に、自治体Webサイトの中から指定したページを探してもらうタスクを宿題に。結果はWebフォームから投稿してもらうと、自動的に集計できるようにしてあるので、明日の授業ではこの結果をネタに解説する予定です。

【大学】新潟大-公共経営特殊講義-1日目

朝5時、雷の音で目が覚める。ひどい土砂降り。でも8時くらいにはすっかり止んで、涼しく出勤。

今回の講義では履修者が169人と自分史上最高記録なので、気合いを入れて授業開始。集中講義は学生も疲れるが、教える方も大変だ。今更ながら自分を教えてくれた先生達って偉大だったのね、と感じる。

(01限)ユニバーサルデザイン入門 

 ユニバーサルデザインの考え方を具体例を使って説明、自治体サイトにUDが必要な理由を理解するための基礎的な理解として解説。

(02限)背景の説明

 UDを社会的に進めなければならない理由を、高齢化や障害者の権利条約などを例にして解説。

(1日目-03限)自治体基本情報

 今回は自治体Webアクセシビリティを中心に解説するので、日経パソコンのe都市ランキングを例にして電子自治体などの話しをする。後日グループワークとして、班に分かれて新潟の市役所サイトを調査してもらうので、このコマでグループ分けを行う予定だったが、準備が間に合わず明日に回す。

(1日目-04限)規格・法律標準化

 Webアクセシビリティを後押しする標準や規格、法律など、日本と世界を比較しながら解説。世界的なトレンドとして、政府レベルのWebサイトでは法制化が進んでいることを説明。

説明を繰り上げて3限で終わりにするつもりだったのだが、話しすぎて結局、4限の終わり近くまで喋りまくる。皆様お疲れ様でした。

 夜、今回講師に呼んで下さった経済学部の大串先生と、工学部の林先生と食事。小さなイタリアンレストランで、とてもおいしかった。ご馳走様でした。

【大学】新潟大-公共経営特殊講義-0日目

 明日から新潟大学の経済学部で集中講義を実施します。講義のタイトルは「公共経営特殊講義 公共情報システム」で、分かりやすく言うと自治体のWebアクセシビリティのお話しです。

 Webアクセシビリティだけでは勿体ないので、それ以外にも次のような様々トピックを盛り込んでいく予定です。

(1日目-01限)ユニバーサルデザイン入門 
(1日目-02限)背景の説明
(1日目-03限)自治体基本情報
(1日目-04限)規格・法律標準化
(2日目-05限)Webアクセシビリティ&ユーザビリティ
(2日目-06限)Webアクセシビリティ&ユーザビリティ
(2日目-07限)ライフメニュー
(2日目-08限)カードソート
(3日目-09限)Webによる情報・サービスの提供
(3日目-10限)Webによる情報・サービスの提供
(3日目-11限)地域の情報インフラの整備
(3日目-12限)電子投票
(4日目-13限)災害時のアクセシビリティ
(4日目-14限)地域情報化の将来
(4日目-15限)試験

【記事】学校の施設、障害ある子にやさしく・文科省が指針改訂:NIKKEI NET(日経ネット)

学校の施設、障害ある子にやさしく・文科省が指針改訂

 文部科学省は11日、障害のある子ども向けの「特別支援教育」の充実を図るため、学校施設整備指針を改訂すると発表した。障害があっても施設が使いやすいよう、既存の学校施設を計画的にバリアフリー化していくことなどを盛り込む。

 この指針に関して法的拘束力はないのだそうだ。バリアフリー新法では、学校の施設に対しては義務はなく、努力規定があるだけ。いまだに政府は学校には若くて健康な生徒しか存在しないと考えているのだろう。なかなか統合教育が進まない原因の1つにも、施設の整備が遅れていることがある。

 また、学校には教育の場所としての機能の他に、選挙の会場や災害時の避難場所に使われることがあり、この時には様々な人が集まる。そのような公共の場所がバリアフリー新法の対象から外れるのは問題ではないだろうか?

【記事】駅のバリアフリー、37%が基準不適合・国交省調査:NIKKEI NET(日経ネット)

駅のバリアフリー、37%が基準不適合・国交省調査

1日の乗降客数が平均5000人を超える全国の鉄道駅のうち37%がバリアフリー適合基準に達していないことが国土交通省の調べで分かった。

 交通バリアフリー法が出来たのは2000年なので、制定後7年経ってもまだ4割近くの駅が基準に達していないというのは残念ですね。基準に達している駅でも、まだまだ使い勝手がイイ駅というのは少ないので、今後も継続して改善していって欲しいです。