みんなの命を救う―災害と情報アクセシビリティ

 昨年、アメリカまで出かけて取材したものをまとめた本が、無事に出版することが出来ました。共著者や編集者の皆さんにお礼申し上げます。

 随分前ですが、日本海沖で座礁したタンカーから流れた重油を回収しに福井まで出かけたことがあります。その現場ではボランティアや救援物資に関する情報をインターネットで発信していました。人手不足と言うことで、これまでネットに触れたことがなかった私も手伝ってせっせとWebページを作ったものです。この体験がキッカケでインターネットに興味を持つようになりました。この本を書くときにも、あの時の体験がとても役にたちましたよ。

みんなの命を救う―災害と情報アクセシビリティ
泉田 裕彦 市川 彰 小林 隆 榊原 直樹 関根 千佳 藤方 景子 遊間 和子 山田 肇 C&C振興財団
NTT出版

PICTOCHATが便利!?

 ニンテンドーDSには標準で「PICTOCHAT」というチャットソフトが搭載されている。これは無線によって複数のDSとメッセージを共有できるものだ。ソフトキーボードで文字入力も出来るが、なんといってもタッチペンでサッと手書きの文字を相手に送ることが出来るのが最大の魅力だ。

 この機能が実は聴覚障害の人に便利だということを先日のパーティーの時に来ていた難聴の人に教えてもらったのだ。連れの人と二人でDSを使ってやり取りする様を見せてもらったが確かに慣れるととても便利そう。

 もともと聴覚障害の人メモ帳や携帯用のホワイトボードなどをいつも携帯して、筆談する事があるが、それらの場合交代で書き込むことになり時間のロスがある。それに比べてDSならば持ち替える手間が省ける。

 なにより特殊な機械じゃなくて、2万円足らずで購入できる汎用品だというのがいいじゃないですか。最近は品不足が解消されてきて以前より入手しやすくなってきたみたいだし。

PICTOCHAT

北欧に行きます

 長い間あこがれていた北欧に、今秋訪問する機会を得ることが出来ました。フィンランドとスウェーデンです。

 やはり福祉に興味を持つ者として、一度は行ってみたいと思っていただけに今からウキウキしています。 それにフィンランドはNOKIAやLinuxなど、ITでも先進国なので「情報のUD」を研究する身としては興味が尽きないですね。

  行くからには事前によく下調べをして、悔いの残らぬ調査にしたいと思います。というわけでまずは定番の黄色い本を買ってきました(^^;

地球の歩き方 ガイドブック A29 北欧
地球の歩き方編集室
ダイヤモンド社

【読書】〈ユニバーサル〉を創る!―ソーシャル・インクルージョンへ

 昨日はアダプティブ・エンバイロメンツの研究員をしている井上さんが書かれた「〈ユニバーサル〉を創る!―ソーシャル・インクルージョンへ」の出版記念パーティーに参加してきました。

 この本ではインクルージョンを実践されている方々の取り組みが紹介されています。 ここでいうインクルージョンとは「様々な人と同じ社会の中でいっしょに暮らしていくこと」です。何人か知り合いの人も紹介されていたし、パーティーには本の中で紹介されている方々も多く参加されていて、直接話しをすることができました。

 こうしたインクルージョンを支えるものとしてユニバーサルデザインが広まるように、私も頑張りたいと思います。

 井上さんは読売新聞に世界のユニバーサルデザインを紹介する連載もされています。世界のUD : 共生 : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

【大学】ユニバーサルデザイン講義2006-第4回

 本日で4回目の授業です。

 今年使っている教室は縦長で、一番奥の学生はかすんで見えません・・・。出席の取り方も点呼からカードに記入する方式に変わり学生を呼ぶことが無くなったため、なかなか名前も覚えるのが難しくなってきました。なんとか顔と名前を覚えようと、出席表を眺めております。

 さて、今回の講義では人間の知覚や認知の仕組みについて解説しました。情報のユニバーサルデザインを考える上で、これらの仕組みを理解する事が求められるのですが、簡潔に解説するのは難しいですね。

 今後の仕掛けとして、Webサイト作成のクラスと合同でWebアクセシビリティの実習をやることになりました。1コマでは足りないので2コマ使ってサンプルページの作成とチェックを体験してもらう予定です。