【記事】国民5人に1人が高齢者=「70歳以上」への見直し提起?白書

国民5人に1人が高齢者=「70歳以上」への見直し提起?白書
http://www.jiji.com/cgi-bin/content.cgi?content=060602085924X937&genre=pol

 高齢化がまた一段と進み、現時点で全人口の20%以上が65歳以上となりました。昨日発表された出生率も過去最低ですし、少子高齢化の波は避けられないものになってきています。

 そろそろ頭を切り換えて、無理に人口を増やす努力をするよりも人口減少社会を楽しくする方法を考えた方がいいんじゃないでしょうかね? 

 そもそも国が少子高齢化に対して危機を感じるのは、2つの理由があります。

1.国力が人口に比例するから

 これは古典的な経済学の考えで、今でも途上国には当てはまる部分が多いのですが、知的集約産業が中心の国ではちょっと違ってきます。人口が日本よりも少ない国はたくさんあるのですから、それらのいいところを見習って欲しいですね。

2.国政の制度が人口が増えることを前提に作られているから

 日本の制度はいくつかの前提に基づいて作られています。この辺は堺屋太一の本など読むとよく分かるのですが、その1つが「人口は増えるもの」であるとのこと。 その考えが現れている良い例が年金制度ですね。日本の年金制度は現役世代が高齢者を支える仕組みになっています。例えて言うなら国がバックについて巨大なネズミ講をやっているようなものです。人口が増えていた時代は、このネズミ講も成り立っていました。しかし、ネズミ講で親ネズミが増えて、子ネズミが減っていったらどうなるでしょう? こ親ネズミはこれまでと同じ上がりを手にすることは出来ないですよね? 今の日本の年金もこれと同じ事が起こっているのです。

 この他にも税制などに、この前提に基づいて考えられたものが幾つかあるようです。人口減少社会は国の制度を変えていかなければならないから、みんな心配してるんですね。

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Google SketchUp と まちづくり

 最近Googleに買収され、無償公開されるようになったSketchUPという3Dモデリングツールがある。このツール、とにかく簡単にモデリングできるのがウリで、まるでスケッチを描くように直感的に3次元モデルを作成できるのだそうだ。

 更にもう一つの大きな魅力は、作成した3DモデルをGISであるGoogle Earth上に合成して表示できるのだ。建築モデルを描いて、それを航空写真の上に貼り付けることが出来る。航空写真は無理だが、3次元モデルなので斜めから建物をみて、周りの景観とマッチするかなどが確かめることが出来るのである。

 街作りのワークショップなどでは、様々な立場の人の意見を聞くことが必要になる。建築計画の妥当性を推し量るために、紙のモデルを作ったり、実際の建築現場に出向くなどの作業が必要であった。

 このソフトでは、そのような将来を予測検証する作業をずいぶんと楽にしてくれるだろう。

 

SketchUpの魅力に迫る – 3Dモデリングにスケッチ工程を生み出した意義 http://journal.mycom.co.jp/articles/2006/05/30/sketchup/003.html

 

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【読書】自分の仕事をつくる

 天気の良い昼下がり、長らく懸念事項だった台所のガス台と換気扇をピカピカにした後に、ビールを片手に読み始めた本が、西村さんの「自分の仕事をつくる」だ。語り口がやさしいので気軽に読める本であるが、内容は深い。

 西村さんにはワークショップフォーラムなど、何度か会ってお話しする機会があったがまとまった著作を読むのは初めてだ。いくつかのトピックは話の中で触れられていたが、こうして読むとまた違った視点で読める。

 西村さんが様々な職業の人に対して、仕事観や生活観をインタビューする形式で書かれているのだが、そのインタビューの過程で明かされるそれぞれの考えが面白い。 

 主にデザインに関わる仕事について語られているのだが、自分の仕事をつくるということは全ての人に関わる問題だろう。働き方を考えることは、そのこと自体がクリエイティブなのだと思う。機械のようなルーティンワークをこなしている時だって、働き方次第でそこに新たな発見があるのだと思う。

自分の仕事をつくる
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【読書】夢ありき。

 Ubicompの参加のために、イギリスに出かけたときにお世話になったのが茂森勇さんです。脳性まひの彼は、確かに体は不自由でしたが 素晴らしい知性の持ち主でバークレーでコンピューターサイエンスを学び、今はロンドンの近くの街でサン・マイクロシステムズのエンジニアとして働いています。

茂森さんとイギリスのパブにて

 その茂森さんのご両親が書かれた本が「夢ありき。」お母様の子育て記と、お父様のエンジニア時代の体験がそれぞれの立場から書かれている。それにしてもパリダカで優勝した日野チームの監督だったとはね、私も優勝したときの場面はTVで見ましたよ。

 次は茂森勇さんご本人の書く自伝を読んでみたいですね。期待しています。

Engadetより3つの記事

 いつもユニークなガジェットを教えてくれるEngadet Japaneseより気になるエントリーを3つ紹介。

 1つめは「オフロード車椅子」。ワイルドなキャタピラーに萌えますね。

 2つめは「リップシンクする読唇アダプター」。電話に取り付けるアダプターで、話者の口の動きを再現する唇のアニメーションを表示する装置です。これがあれば口話が出来る聴覚障害の人には便利でしょうかね? テレビ電話と組み合わせてテレビには話者の全体を表示し、このリップシンクで口元の動きを補うようにすればいいかもね。

 3つめは「点字電子本、点字PDA」。かなり大きな面積のポータブル点字ピンディスプレイ。通常ポータブルタイプのピンディスプレイには大きさやコストの関係で1列しか配置されていないのですが、これは10列ものディスプレイが配置されています。これだけ大きいと点字以外にも触図も表示できますね。コンセプトモデルだそうですが、適切な値段で販売されることを期待します。