【出張】ボストン&LA-1日目

今日からボストンに出張です。

東京では最後の雪が降っていますが、現地からのメールではまだまだ冬で雪も降っているとのこと。スーツケースに冬物の衣類を詰め込んでの旅立

ボストン訪問の目的は世界をリードするユニバーサルデザインの推進団体であるAdaptive Environmentsを訪問すること。今回は新たに開設されたHuman centerd design centerのオープニングセレモニーに出席する機会を得たので、様々なUD関係者に会うことが出来ることを期待しています。ボストンではその他にハーバード大学の障害学生支援室や、障害者スポーツをリハビリに取り入れた病院などを訪れる予定です。

LAは毎年恒例の「障害者とテクノロジー会議」に、連続8回目の参加になります。昨年のツアーは62名という大勢の方にご参加いただいたのですが、その分私たちのサービスが手薄になってしまったので、今年は少し絞って40名弱のツアーになりました。これくらいの人数だとバスもゆったり座れていいですね。去年は全員バスに乗れませんでしたから・・・。

 

【記事】ICタグで災害ボランティアの居場所把握…効率配置へ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

ICタグで災害ボランティアの居場所把握…効率配置へ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070204i502.htm

 各ボランティアが電波の発信機能を備えたICタグを身につけることで、自治体が個々人の活動場所を正確に把握できるようにして、避難所などの人員配置を効率化する。

 私の経験では、このような事態は広域災害の時に起こる現象です。報道などで取り上げられた被害地に全国からのボランティアや支援物資が集中し、ニュースに取り上げられなかった被災地は真空状態になります。

 また、ボランティアの中にも様々なスキルを持つ人がおり医師や重機などの特殊免許を持つ人など、災害現場で人手不足になり効率よい配置が求められます。

 こうしたタグの運用と合わせて災害地ボランティアセンター運用キットのようなモノを作ることをお勧めします。広域災害の場合、地震や水害、火山の噴火などハザードマップからある程度のシナリオを作成できるので、非常事態のシーンを予め作っておき、キットに組み込んでおくのです。

自治体システムの共同アウトソーシング

 情報システムを共同でアウトソースする動きが自治体に出てきたようだ。以下の記事では主にコスト面でのメリットが報告されているが、それ以外にも様々なメリットがある。

地方自治体システムの共同アウトソーシング:コラム「研究員のココロ」|日本総研:コンサルティング
http://www.jri.co.jp/consul/column/data/539-sasabe.html

 まず、情報システムの利便性が高まること。職員に向けたバックヤードシステムであっても、インターフェースを標準化することは教育効果が高く、生産性の向上につながる。

 次に災害時の復旧だ。手元にシステムがある場合にくらべ、アウトソースした場合には災害地とは離れた場所で運用しているわけであるからデータの保護や、システムの復旧がスムーズに進むだろう。

いいデザインには顔がある

 「いいデザインには顔がある」と、むかし誰かに聞いたことがある。物を擬人化して見たことは、誰でも一度くらいは経験があることだろう。古くなった道具が意志を持った妖怪になる民話など、愛着のある道具はそれだけ人に近づくのかもしれない。

 機関車トーマスだって、Pixer映画のカーズだって、擬人化された機関車や車が人間のように意志を持ち、魅力的な表情で物語を作っている。そんな映画を見た後では、ますます機械達に顔があるような気になってしまう。「あ、いま笑っている」なんて、自分の車を見て感じたことがある人も多いのではないだろうか?

 そんな機械の顔をまじめに研究して、製品つくりに反映している会社があるという。日本を代表する自動車メーカのHONDAだ。

「怖い歌舞伎顔」は、なぜ目立つ (川口盛之助の「ニッポン的ものづくりの起源」):NBonline(日経ビジネス オンライン)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20070122/117429/

 記事によれば、安全性を高めるために「怖い顔」のイメージをバイクのフォルムに取り入れているのだそうだ。歩行者を威嚇してバイクに近づけないようにするためだ。バイクの写真を見ると、確かにつり上がった目をした、どことなく鮫を思い出させるデザインは鬼気迫る表情でこちらを見つめている。今にも飛びかかってきそうなデザインは、精悍でいかにも速そうだ。

 ノーマンが「エモーショナルデザイン」の中で、モノの性能には使いやすさだけではない要素があると指摘していたが、デザインの中に顔があることもエモーショナルな部分に影響するのではないだろうか。

 デザインに顔があるから愛着がわくのか、愛着があるから顔が見えてくるのか・・・。どちらが先なのかはハッキリしないが、顔のモチーフをデザインに埋め込んでおくのは戦略的に正しいことだと思う。

日本海重油流出事故から10年

ナホトカ号事故:10年後も油まじり砂5千トン残る 石川 (MSN-Mainichi INTERACTIVE)
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/p20070105k0000e040075000c.html

 ナホトカの事故から早10年。懐かしいような気持ちもあるが、まだ油が残ってたのね。

 当時の僕は春休みを利用して、事故から1ヶ月後に現地入りしてボランティアをしていました。テレビで見たような海を覆う大量の重油は既に取り除かれてはいたけれど、岩や砂にこびりついたコールタールのような固まりは、バキュームで吸い取れるようなモノでなく人手でコツコツ取り除いていた。

 既に本部が立ち上がり作業や物資、人手の手配などがボランティアスタッフの手によって運営されていた。本部とは言ってもボランティアの集まりで、なかなか長期に運営を手伝える人は少ない。1週間もいるとすぐにリーダーとして働くことになる。

 この現場で僕はボランティア本部のWebサイト作成を担当することになった。理由は単にキーボードが打てるから(^^;
 まだHTMLなんて1つも知らない状態で、参考書の例文を見ながらページを作っていった。ボランティア本部のページは当時としては驚異的なアクセス数で、その影響力も非常に大きかった。不足している物資を書き込むと翌日にはトラックで運ばれてきたりする。しかし作業状況の変化によって必要な物資は異なり、すぐに情報を更新しないと要らない物資がたくさん届くことになる。この時の経験がインターネット業界に入ったキッカケなのかもしれない。

ボランティア本部前ボランティア本部受付インターネット作成チーム解散式