スウェーデン社会保健省とHANDISAMを訪問

 本日はまずスウェーデンの社会保健省を訪問。コーディネーターを務めるラースさんとミーティング。スウェーデン全体の福祉政策について、いろいろと教えていただく。流石にコーディネーターだけあって、各省庁の動きを詳しくご存じで助かりました。時間があれば、それぞれの責任者を紹介してくれるとのありがたい申し出を受けたが、残念なことに明日には帰国するため、お気持ちだけ受け取ることに。

 次に訪問したのはITアクセシビリティを中心に活動するHANDSAMを訪問。ハンス卿が我々を迎えてくれた。ここでは彼らが作っているIT機器のガイドラインに関して伺うことに。卿は非常にユーモアのある方で、あっという間に時間が過ぎてしまった。ハレルヤ・モーメント!!

HANDISAM

スウェーデンへ移動

 フィンランドから海を渡ってスウェーデンに移動しました。ちょうど週末でアポもないので今日は休養日。空き時間でストックホルム観光をしてきました。

 まずは、市内の名所を船で巡る会場バスツアーに参加。1時間半でストックホルムをぐるりと出来ます。船着き場の前に立派なホテルが建っていました。ガイドブックによればノーベル賞の受賞者が泊まるホテルなのだそうです。何故か日の丸が掛かっていました。短い船旅の後、近くのガムラ・スタン(王宮)へ。何故か同行者がガラム・スタンと言い間違えるので最後には私も影響されてしまいました。

ノーベル賞の受賞者が泊まるホテル 王宮

 ガムラ・スタンの裏にはノーベル賞記念館がある。一通り見た後、併設のカフェでアイスを注文するとなんとノーベル賞を受賞したときにもらえるメダルが添えられている。これは、チョコレートになっていて食べることが出来るようになっています。同じチョコが売店でも売っているので、お土産に購入。

ノーベル賞記念館 ノーベル賞付きアイス

 暗くなってくると、街のイルミネーションが灯っていきます。11月の終わりから街はクリスマスムードに包まれており、店先の飾りもムードを高めています。

大通り ショーウィンド

NOKIA&ヘルシンキ工科大学訪問

本日は2件の訪問でエスポーまで移動です。

 1件目はフィンランドが誇るグローバルカンパニーの「NOKIA」です。私の名前ととても似ているので(アナグラム)妙な親近感があります(笑)

 本部に通されてお会いしたのはNOKIAの中で規制に関して調整する部署の担当者の方。この部署でアクセシビリティについても取り扱っているそうだ。まず、NOKIAのアクセシビリティ関する全体的な戦略について聞いた後、個別の質疑応答。彼らも日本市場について知りたいそうで意見交換が盛り上がる。

NOKIAのオフィス入り口

 午後に訪問したのはヘルシンキ工科大学です。NOKIAのオフィスからすぐ近くにあります。このあたりはシリコンバレーのように、フィンランドのIT産業に関する企業が集まった地域で、他にも工業試験場やインキュベーション施設などが整っているようです。

 工科大ではデザイン教育をしているラウレ教授とお会いし、ヘルシンキ工科大で行っている教育方法について伺いました。

 ここでの授業の最大の特徴は、モノ作りをする最初から異なる視点の3者を組み合わせてアイデアを考えることだそうです。その3者とは、デザイン、エンジニアリング、ビジネスの3つの領域を組み合わせてプランニングの実習を行うと、非常に効果が出るそうです。この辺は日本でも真似できるといいですね。

ヘルシンキ工科大学

IST2006開催

IST 2006 Helsinki – Home
http://www.ist2006.fi/

11月21日から23日までヘルシンキ市内でIST2006が開催されました。ISTとはEUが主催する情報社会に対する研究開発に関する集会のことで、今後のEUの同行を見るのに絶好の機会なのです。

3日間、いろいろ眺めましたが正直な感想として技術的に特に優れた物が見られないことでした。 ここで気がついたのは、ISTとは先端の技術の発表の場ではなく、これらの技術をどのように社会に取り込んでいくかという戦略を発表する会であるということです。

このことに気がついてから会議を見る視点が変わり、EUが今後5年間の中でどのように変わっていくか、その決意を見て取れるようになりました。

会場 ビビアン フィンランドの大臣 P1010774.JPG 低価格なアイトラッキングシステム 立体を把握するシステム

フィンランド聴覚障害者協会とSTAKESを訪問

 翌日から早速訪問を開始。最初はフォンランドの聴覚障害者協会(FDA)へ。担当者から当地の状況などを聞く。日本と同じ面積を持つ国土に人口500万の人が住むこの国では、とにかく人手が足りないのが悩みのようだ。それを補うためにモバイルが発達しNOKIAのような企業が成長したのかもしれない。

 FDAでもネットワークやモバイルを利用した聴覚障害者支援に適用する試みがなされていた。

FDA (フィンランド聴覚障害者協会:FDA)

 その後STAKES(フィンランド国立社会福祉研究所)を訪問。研究員が入れ替わり立ち替わり様々なテーマでフィンランドの取り組みを紹介してくれるというフルコースを堪能。お腹いっぱいです。