【読書】認知のエイジング 入門編

 認知科学に関する書籍は多くあるが、高齢者の認知特性や加齢による変化などをまとめたものは、これまでは学会の論文等しかなかった。

 本書では、高齢社会に必要な高齢者の認知に関してまとめた専門書である。

 一般に年を取ると誰でも身体的な能力が落ちる。認知を司る脳の機能もまた然り。ただ、脳の機能は均等に衰えていくわけではなく、バラツキがある。そのような脳の仕組みを知ることによって、高齢者向けのインターフェースを考えるときの参考になるだろう。これまではインターフェースを単純化するだけしか方法がなかったものが、高齢者の認知特性を考えることによって、更に分かりやすくする工夫につながるだろう。

 入門編と銘打ってはいるが、専門書なのでそれなりの知識を要求されるが、訳が良いので分かりやすい。応用編、発展編などの出版を期待する。

認知のエイジング 入門編
デニス・C. パーク ノバート シュワルツ Denise C. Park Norbert Schwarz 口ノ町 康夫 川口 潤 坂田 陽子
北大路書房
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おすすめ度の平均: 4.0

4 老年学、認知心理学を勉強する人におすすめ!

【読書】シニア・マーケティング?21世紀「消費の主役」を捉える

 シニア世代を考えるに当たって、まず初めに読んでおきたい本である。シニアという曖昧な言葉を分解し、その中にある様々なクラスターを、様々な資料に基づいてあぶり出していく。それは、これまで十把一絡げにされていたシニアの中に多様性を明らかにし、我々の思い込みを崩していく。

 特に秀逸なのが世代間の違いを調べたコーホート分析だろう。我々も60歳代と70歳代が違うのは分かるが、具体的に何処が違うのかまでは詳しく説明できない。コーホート分析では、その違いを分かりやすく示してくれる。

 シニアビジネスを考える上では欠かせない1冊だろう。

シニア・マーケティング―21世紀「消費の主役」を捉える
和田 有子
電通
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おすすめ度の平均: 5.0

5 世代・年代によるマーケティングの在り方を理解できる
5 目からウロコの本
5 新たなビジネスチャンスへの足がかり

【読書】2010年革命 団塊の世代が会社か消える日

 団塊の世代のほとんどが退職を迎える2010年に起こる世の中の変化を、様々なトピックを並べて解説している。ただ、盛り込みすぎて内容が散漫になり、本当に何を伝えたいのかが分かりにくい。文字も大きくすぐに読めるので、さっと読んでおくには丁度いいかもしれないが、シニア世代を理解したいと思っている方は類書を探すことを勧める。

2010年革命 ~団塊の世代が会社から消える日
谷口 正和
講談社
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おすすめ度の平均: 2.5

1 とりあえずカタカナで言ってみました。
4 これからの時代への気づきに
2 団塊世代が定年を迎える時

【読書】「人口減少経済の」新しい公式

 過日のエントリーで人口減少について書き込んだが、その時に人口が減っても豊かに暮らせる政策を取るべきと書いて締めくくった。その事についてまとめたよい本があったので紹介する。

「人口減少経済」の新しい公式―「縮む世界」の発想とシステム
松谷 明彦
日本経済新聞社
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【大学】ユニバーサルデザイン講義2006-第11回

 本日は、先週の講義の中で作ってもらったマイクロシナリオを使ってユニバーサルデザインマトリクスを作成するワークショップを実施しました。

 出来た結果を見せてもらうと、各グループで出来具合にかなり大きな差が出てしまいました。昨年のクラスでは平均的に出来ていたのですが・・・。

 昨年の講義との違いは、シナリオを講師の方から提示したこと。マトリクスを書き起こすときに、シナリオが整理されていないとうまく項目を埋められないことが分かったので、次回やるとしたら、シナリオを整理する作業を加えることが必要なのだろう。

ユニバーサルデザイン実践ガイドライン
日本人間工学会
共立出版 (2003/06)
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