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デジハリ大2007年度 Archive

【大学】ユニバーサルデザイン講義2007-第12回

 今年の講義は12回目の今日で最終回です。ゲスト講師としてマイクロソフトの細田さんに来ていただき、アクセシビリティについて様々なお話しを聞かせていただきました。

細田さん

【大学】ユニバーサルデザイン講義2007-第11回

全12回の講義予定で、今日は11回目の講義です。12回目には外部講師をお招きする予定なので、僕自身が話しをする講義は実質今日が最後。これまで、

【大学】ユニバーサルデザイン講義2007-第10回

 先週解説したプロトタイピングの手法の内ペーパープロトタイピングを実習してもらいました。グループに分かれて歩数計のUIを作ってもらったのですが、なかなか時間内に全て完成するのは難しかったようです。すこし課題の内容を少し工夫しないといけないですね。

 完成後に各グループの作品を、書画カメラを使ってデモしてもらいました。シンプルな歩数計のUIでも個性が出ていて見比べると楽しいですね。

【大学】ユニバーサルデザイン講義2007-第9回

 今日はラピッドプロトタイピングについての解説です。人間中心設計では、プロセスの1つに試作による問題の解決というフェーズがあります。この試作の重要性を短時間で経験してもらうために、パスタで片持ち梁をつくるというゲームにチャレンジしてもらいました。

パスタをテープでつなげるの図1 パスタをテープでつなげるの図2

 制限時間10分間で、どれだけ長い片持ち梁をパスタで作ることが出来るかをチームに分かれて競争してもらいました。限られた時間のなかで、初めて作るモノをどのように組み立てていけばよいかを、ゲームを通じて体験してもらうことが目的です。今期の最長記録は71cm。昨年より制限時間を短くしたのに、結果は良くなりましたね。ちなみに優勝したチームにはポッキー詰め合わせが賞品として贈られました。次はこれで梁を作ってください(^^;

 ゲームの終了後に振り返りの時間を持ち、作業を通じて感じたことをみんなでシェアしました。概ね私の意図は伝わったようでよかったです。

 次にゲームの経験を踏まえてUIのプロトタイピング手法について解説をして、今日の授業は終わり。

【大学】ユニバーサルデザイン講義2007-第8回

 本日は先週解説したUDマトリクスを実際に作ってもらうワークショップを開催しました。一部を宿題にしていたので、講義では持ち寄った宿題部分をグループで摺り合わせて、全体的な方針を決定してもらいました。最後に各グループに作成したマトリクスを解説してもらいました。

 短時間で作ったわりには、とても良いマトリクスになりました。

【大学】ユニバーサルデザイン講義2007-第7回

 今日のテーマはUDマトリクスの解説です。 次週に実際にマトリクスを作成するワークショップを実施するので、具体例を示しながら丁寧に解説します。

 来週のワークショップの時間内では全ての作業を完成できそうにないので、今日の内に宿題として一部の作業を学生に指示しました。さて、ちゃんとやってきてくれるかな。

【大学】ユニバーサルデザイン講義2007-第6回

第六回講義です。

 今日のテーマはシナリオとペルソナ。ペルソナに関しては特に最近話題になるようになりましたね。

【大学】ユニバーサルデザイン講義2007-第5回

 本日の授業は障害者疑似体験を通じて、障害のある人の不便さを実感したり、支援機器に慣れたりする授業を行いました。課題の内容は次の6つ。

  1. 難聴の疑似体験
  2. 音声読上げの体験
  3. スティックによる入力の体験
  4. 握りにくさの疑似体験
  5. 白内障・視野狭窄の疑似体験
  6. 色弱の疑似体験

 この疑似体験は、デジハリ以外でも何度か実施しているワークショップなので、回を追う毎に内容が充実してきていい感じです。ただ実施時間がもう少し長く取れると、体験も解説も充実できていいのになぁ。出来れば半日は欲しい。

【大学】ユニバーサルデザイン講義2007-第4回

 しゃべる講義が続いたので、本日の講義はワークショップ形式。「観察」をテーマにグループワークを実施しました。

 ユニバーサルデザインを進めるためには、利用者から情報を得るプロセスが非常に重要です。それは単にインタビューを実施して本人から聞き出せばよいというものではなく、隠れたニーズを引き出すために、デザイナーは様々な手法で利用者から情報を引き出す工夫が必要なのです。

 その工夫の一つに「観察」の手法があります。ユーザビリティ・テスティングのようにモニタールームの中でユーザーの様子を観察するのも、その一つですが、今回はもっと身近で手軽に出来る方法を実施しました。

 まず、授業の始めに様々な待ちの風景を撮影した写真を見せ、その中で気がついたことを全員で確認しました。その時に観察のポイントを解説します。

 その後、学生の1人に手伝ってもらって、あらかじめ用意したビンを開けてもらいました。じつは2つのビンのうち、1つは接着剤でフタが固定されています。開かないビンを開けようとするとき、普段とはどのような違いがあるかを観察してもらいました。

 最後にグループワークとして、3?4人のグループに分かれて個別に観察のワークをしてもらいました。今回は各自のお気に入りの「筆記用具」を使う様子をお互いに観察です。

 友人同士で固まって座っているので、ワークショップを始める前にグループ分けをしました。今回は誕生日の順番に一列に並んでもらい、先頭から3人ずつに分かれてもらいます。ポイントは一言も喋ってはいけないこと。見ているとみんなそれぞれ工夫して自分の誕生日を相手に伝えていました。

 グループワークでは、まず自分のお気に入りの筆記用具について、いい点とわるい点を説明してもらい、その後、文字や絵を描く様子を観察しました。最後に観察から気がついたことを元に改善点を提案してもらいました。

 観察することは簡単な手法ですが、奥が深いので教えるポイントももっと工夫しないといけないですね。

ユニバーサルデザイン講義2007-第3回

今回のテーマは「変る高齢者像」。ワークショップを通じて高齢者に対するネガティブなイメージを変えることが目的です。

学生には事前に次のアンケートに答えてもらいました。 ( 回答数:24件 )

  • 設問1 マンガ「サザエさん」に出てくる波平さんの年齢は何歳だと思いますか?
  • 設問2 あなたは高齢者と聞いて、何歳くらいの人を想像しますか?
  • 設問3 あなたが高齢者と聞いて思いつくキーワードを3つ書いて下さい。
  • 設問4 自分が70歳になったときに、どんな生活をしていたいですか?住んでいるところや、趣味、家族や友人との関係など、ITの進歩と絡めて自由に想像しながら300文字程度で書いて下さい。

講義では、このアンケート結果を示しながら進めることにしました。

まず、波平さんの年齢ですが、Wikipediaで見ると54歳の設定です。まだ50代前半なんですね。ところがアンケートの結果は50代後半が最も多く、なんと70代だと思っている人も何人かいました。若い学生から見たら波平さんの見た目は老人なんでしょう。

50歳以下
 
  1人
51-55歳
 
  5人
56-60歳
 
  7人
61-65歳
 
  4人
66-70歳
 
  2人
71-75歳
 
  5人
76-80歳
 
  0人
80歳以上
 
  0人

 これに対して、現代的な若さの象徴としてローリングストーンズを紹介しました。彼らは平均年齢62歳で、今でも世界ツアーをこなす現役のバンドです。ライブの激しいパフォーマンスを見せ、波平さんの年齢よりも上であることを知らせると、そのギャップが興味深かったようです。寝たきり老人の問題は深刻だけれど、ほとんどの高齢者は自立した生活を過ごしていることを紹介。シニア向けの製品開発=介護機器という先入観や、年を取ることに対してネガティブな印象を少しは変えられたでしょうか?

 その後もアンケートを引きながら高齢者の定義などを解説。何歳から高齢者という定義はなく、ほとんどの人が自分よりも年上の人を高齢者と考えていることを説明。

50歳から
 
  0人
51-55歳
 
  0人
56-60歳
 
  0人
61-65歳
 
  7人
66-70歳
 
  9人
71-75歳
 
  5人
80歳以上
 
  3人

 続いてワークショップを実施。今回はBackcastingという手法で、未来の高齢者像について考えることにしました。

 学生を3人一組のグループに分け、アンケートの3,4を元に未来の高齢者について考えてもらう。そして、将来の社会状況を考えながら、10年後20年後のアクションプランを考えるという段取りです。Backcasting法については、また別のエントリーで紹介したいと思いますが、厳密に実施するには事前の準備や資料の読み込みなどが必要ですので、本日は簡易版を実施。具体的な目標をたてるよりも、未来を考える事を重視してワークショップを実施しました。

 振り返りで、2人の学生に結果を話してもらいましたが、未来の話しは少しSFのようで楽しいですね。

 以上。

【大学】ユニバーサルデザイン講義2007-第2回

 第2回目の講義。

 9月末に国連の障害のある人の権利条約に日本がサインしたことを話しの枕にして、UDやアクセシビリティに関する条例や法律、規格・基準などを解説。説明が中心の講義なので、少し違ったトピックとして今日行ってきたCEATECのことを話す。

【大学】ユニバーサルデザイン講義2007-第1回

 今年は同じ時間に5?6限を使う演習系の授業が3つ入っている関係で、昨年よりもかなり人数が減って32人のクラスです。その分、教室も狭くて32人でも一杯な感じ。去年はセカンドキャンパスのダイドービルだった教室も、今年はダイビルに復活です。ダイドービルは、またあれで味のある場所だったので、離れてしまうのは少し寂しいのですが、今年はここで頑張りましょう。駅から近いから便利だしね。

 で、せっかく32人になったのだから、今年は講義中心ではなくワークショップ中心の考える授業にしていきたいと心に誓った初日だったのでした。

 この日の授業は、まずこれから半年のスケジュールを説明した後、UDの基本的な概念について解説。教室狭いと学生1人1人と目を合わせて話が出来るのが嬉しい。

【大学】明日から後期授業開始

  明日からデジハリ大でのユニバーサルデザインの授業が始まります。今年で3回目になりますが、毎年少しずつバージョンアップを繰り返して、様々な授業の方法を取り入れています。
 今年は受講生が30人なのが、少し寂しい気もしますが、ワークショップがやりやすくなるので、これまでよりも密度の高い授業内容にしていきたいですね。

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