【資料】障害を扱った作品の一覧 – Wikipedia

  Wikipediaにこんなリストを見つけました。

 障害を扱った作品の一覧 – Wikipedia

 これまで知らなかった作品もあり、参考になります。しかし、小説のパートにノンフィクションが含まれていたり、詳細情報へのリンク先が書籍版と映画版で同じだったり、少し手直しが必要。

 せっかくのWikipediaなんだから、後で補足を入れたいと思います。

【テレビ】任侠ヘルパー

 これまで福祉系のテーマのドラマで高い評価を得てきた草彅剛が、今度は介護ヘルパーを演じるフジテレビのドラマ「任侠ヘルパー」。ただし、演じるヘルパーはちょっと訳ありで、組みの幹部の座を狙うヤクザという異色の役柄。

 これまで、どちらかというとピュアな役柄の印象が強かっただけに、ヤクザ役がどうなるかと思ってみていたけど、なかなかハードな演技も決めていて、出だしは好調。施設の利用者と接していく中で、今後どのように変化していくかがドラマの見所でしょうか。 

草彅剛が“組長”から“ヘルパー”に!イケメンヘルパーがこの夏を盛り上げる!7月スタートの木曜10時ドラマ『任侠ヘルパー』。ヒロインには黒木メイサ決定! 草彅剛が“組長”から“ヘルパー”に!木曜10時ドラマ『任侠ヘルパー』

【映画】Music Within

 とあるメーリングリストで存在を知った映画「Music Within」。障害者差別を禁止するアメリカの法律ADAの成立に深く関わった、Richard Pimentelを主人公にした、実話をベースに作られた作品。このような作品を生み出すアメリカって、やっぱりすごいと正直に感じてしまうのです。

 日本では上映どころか、DVDも発売されていないので、輸入品を購入するしかないようですね。ミニシアターでもいいから、どこかで上映してくれないかなぁ。

オフィシャルサイト:http://www.musicwithinmovie.com/

【映画】ブラインドサイト

 渋谷で公開中の映画「ブラインドサイト」を見てきました。チベットの盲学校で学ぶ5人の生徒達が、エベレストの北側、標高7,000mのラクパリを目指す目指す課程を描いたドキュメンタリー。ラストは是非ご自身で確認していただきたいので、あらすじは割愛しますが、とても真摯に撮影されたドキュメンタリーで好感が持てます。日本で同じようなドキュメンタリーを撮ったら、どこかで過剰な演出が入るんだろうなと思います。でも、この映画に出てくる生徒達は皆、差別や偏見に晒されて生き抜いてきたので、そんな演出なんかしなくても感動します。

 チベットって、信仰に厚くてみんなで助け合って生きているというイメージがあったのだけれど、仏教の因果応報の考え方からか、先祖の不徳が理由で目が見えなくなったとされているため、障害をもつ人は大変な差別を受けています。そんな彼らを支えるのは、自分自身も視覚障害のドイツ人、サブリエ。単身でチベットに乗り込み1人で学校を立ち上げた人です。そして、彼らのヒーローで、山へと導くのは全盲の登山家エリックヴァイエンマイヤーです。この2人もとても魅力的な人で、それぞれにフォーカスをあてたドキュメントを見たくなる。

 作中で、2人は教育者と登山家として対立する場面があるのですが、その中での発言で「我々は子ども達を使って、何かを証明しようとすることだけは絶対にしてはならない」という言葉がありました。この言葉が強く心に残りました。

映画『ブラインドサイト?小さな登山者たち?』公式サイト

ブラインドサイトのパンフレット

【映画】イン・ハー・シューズ 

 キャメロン・ディアスが演じるのはトラブルメーカーのマギー。一見奔放に見える彼女の行動も、実は文章を読むことが難しい難読症という障害のコンプレックスからだった。

 対照的な姉妹と生き別れになっていた祖母との家族の関係修復を、さわやかに描いていて好感が持てます。

 物語の後半の舞台となるフロリダのリタイアメントコミュニティには、実際のコミュニティの住人がエキストラとして多数出演しています。セル版には映像特典としてシニアへのインタビューが見られていいですよ。

イン・ハー・シューズ 
イン・ハー・シューズ 

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