【大学】ユニバーサルデザイン講義2007-第1回

 今年は同じ時間に5?6限を使う演習系の授業が3つ入っている関係で、昨年よりもかなり人数が減って32人のクラスです。その分、教室も狭くて32人でも一杯な感じ。去年はセカンドキャンパスのダイドービルだった教室も、今年はダイビルに復活です。ダイドービルは、またあれで味のある場所だったので、離れてしまうのは少し寂しいのですが、今年はここで頑張りましょう。駅から近いから便利だしね。

 で、せっかく32人になったのだから、今年は講義中心ではなくワークショップ中心の考える授業にしていきたいと心に誓った初日だったのでした。

 この日の授業は、まずこれから半年のスケジュールを説明した後、UDの基本的な概念について解説。教室狭いと学生1人1人と目を合わせて話が出来るのが嬉しい。

【大学】明日から後期授業開始

  明日からデジハリ大でのユニバーサルデザインの授業が始まります。今年で3回目になりますが、毎年少しずつバージョンアップを繰り返して、様々な授業の方法を取り入れています。
 今年は受講生が30人なのが、少し寂しい気もしますが、ワークショップがやりやすくなるので、これまでよりも密度の高い授業内容にしていきたいですね。

【大学】新潟大-公共経営特殊講義-4日目

 最終日デス。もう声ガラガラ・・・。

(4日目-13限)災害時のアクセシビリティ

 災害の時の情報伝達にどのような問題があるか、そして自治体Webサイトに求められる役割について説明。

(4日目-14限)地域情報化の将来

 地域情報化のとりくみについて、地域SNSと地域通貨を紹介。最近はこれらを融合して使っているところもあるとか。

(4日目-15限)試験

 試験の代わりにレポートを出したので、今日は午前中で講義終了。レポートの注意をして解散。お疲れ様でした。

【大学】新潟大-公共経営特殊講義-3日目

だいぶ声が枯れてきた3日目です。咳が止まりません。

(3日目-09限)Webによる情報・サービスの提供1
(3日目-10限)Webによる情報・サービスの提供2 

 まず、前日に出しておいた宿題の解説。回答はWebフォームで送ってもらったので、回答の一部を引きながらユーザビリティテストの基本を解説。 

 その後、自治体Webサイトで提供されている情報・サービスについての解説。Webの利便性を高めるための、様々な仕組みについて実際の自治体Webサイトを見せながら説明。合わせて日経パソコンのe都市ランキングの上位自治体も紹介。

(3日目-11限)地域の情報インフラの整備

 ブロードバンドの整備状況などを解説。ちなみに新潟県のブロードバンド普及率は50%くらい。

(3日目-12限)電子投票

 電子投票の現状などについて解説。電子投票機はアクセシビリティに配慮しているけれど、まだまだ会場までのアクセスが悪いですね。

【大学】新潟大-公共経営特殊講義-2日目

はい、2日目の講義です。講義の前にレジュメとくじ引きを配る。

(05限)Webアクセシビリティ&ユーザビリティ

 Webを使う上で、高齢者や障害のある人にどのような問題があるかを、写真やビデオを使って紹介。

(06限)Webアクセシビリティ&ユーザビリティ

 Webアクセシビリティ&ユーザビリティを向上させるために、5限で説明した問題点を解消するための具体的な方法について解説。

(07限)ライフメニュー

 自治体サイトのナビゲーションの特徴として、「ライフメニュー」があります。これはサイト訪問者のニーズに合わせて、必要なリンクをまとめたメニューですが、引っ越しをテーマに学生達にラフメニューを作成するワークショップを実施しました。各自で作成したメニューを実際のWebにあるメニューと比較してもらいます。

(08限)カードソーティング

 メニューやナビゲーションを更に理解してもらうために、Webサイトのメニュー構造をカードソーティングを実施して考えてもらいます。テーマは大学生が興味を持っているだろう就職情報サイト。くじ引きで班に分かれて、それぞれにカードを作成しそれをまとめてメニューグループを作ってもらいました。この結果は、大学生の就職観がかいま見られて興味深いです。

最後に、自治体Webサイトの中から指定したページを探してもらうタスクを宿題に。結果はWebフォームから投稿してもらうと、自動的に集計できるようにしてあるので、明日の授業ではこの結果をネタに解説する予定です。