投票とアクセシビリティ

本日は衆院選の投票日ということで、さっそく投票所へ行ってきました。

投票所は近所の小学校の体育館が使われており、特段にアクセシビリティには配慮されてません。本来ではこのような人が集まる場所では段差などは配慮して欲しいですね。

建築物に対するアクセシビリティを求める法律の「ハートビル法」では、改正された時にようやく特定建築物として学校が追加されました。それでも特定建築物は義務ではなく努力義務なので拘束力のないものです。

昨年アメリカの選挙のことを少し調べたのですが、選挙をとても大事にしている印象を受けました。もちろん投票所のアクセシビリティにかんしてもADA法の中で決められてます。また、2000年の大統領選で集票時に起きたトラブルから電子投票機の乗り換えが進んでいた時期でした。これらの電子投票機には、もちろん視覚に障害がある人や肢体不自由などの障害を持つ人たちにも配慮することが求められていました。

そのときの調査は大統領選の前に終わってしまったのですが、その後の様子を見てみると電子投票機のトラブルが多くあったようです。動かなかったり、住民の数より多く票が入っていたり・・・。大統領選が終わって当時の投票をまとめた資料が出揃ってきたので、この問題も一度振り返ってまとめたいですね(時間があれば)。

日本でも鯖江市などで実験的に電子投票が行われた事があったのですが、コスト高などが理由で今では中止になったらしいです。他の市町村ではどうなんでしょうか?