インタラクティブデザイン講座?3日目

「日常の中に音・音楽」をテーマに各自の持ち寄ったアイデアを披露しながら引き続きブレーンストーミング。

私のアイデアはカクテルのリキュールにそれぞれ固有の音楽を割り当てて、シェイクすると音が混ざったりリズムに変化が付くというもの。これと同じようなアイデアで料理に音を付けるアイデアを発表した方がいたので、最終的にこの方と組んで料理に音楽を付けることになる。

我々の3人組のグループでは、キッチンにある料理道具のそれぞれに音を付け加えることに。私は元のアイデアに近い調理料を担当。塩やこしょうを振りかけるといろいろな音が鳴る装置を作ることになる。

【大学】ユニバーサルデザイン講義?第4回

 4回目となる講義ですが、慣れてきたせいもあって講師にも学生にも緊張感が欠けてきたかな?

 本日制定されたJIS X8341-4について説明するが、これは少し難しかったようで頭にクエスチョンマークが浮かんでいる学生が何人か見られた。まずはJISとは何かを先に説明しないといけないのかもしれない。この辺の前提条件に関する知識のレベルは企業人を対象にしたものとまるで異なることをよく吟味しないといけない。

 授業の最後にビデオを流す予定だったがビデオデッキが不調で放送できず。

 いろんな意味で準備不足の講義でした。反省点多々です。

JIS X8341-4が公示に

10月20日付けで、日本工業規格「高齢者・障害者等配慮設計指針?情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス?第四部:電気通信機器」(JISX8341?4)として制定されました。

http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/051020_2.html

この規格がまだ業界標準だった頃から策定に参加していたので、無事にこの日を迎えられて本当に嬉しいです。

この規格はメーカーや専門家だけでなく、当事者である障害を持つ人も参加して策定したのが大きな特徴だと思います。また、プロセスを重視した点や手順書の作成などの新しいポイントも入っており、シリーズでは最も良い出来なのではないかと自負しています。

Webアクセシビリティの規格に比べれば参照する人の数は限られますが、規格に準拠した製品の恩恵を受ける人の数はWebに比べても多いでしょう。

インタラクティブデザイン講座?2日目

昨日に続いてインタラクティブデザイン講座です。

今回の作品は電子ピアノのキットを利用して、インタラクティブに音楽を奏でられるものを作ることになり、まずは各自で音の持つ様々な効果をブレインストームで広げていきました。各自の体験から引き出された音の効果をまとめることによって、いくつかの機能が導き出されてきました。

ここで一時ブレストは中止して、電子ピアノのキットを製作。数年ぶりに半田ごてを握ったのだけれど、さすがに何度も火傷して覚えたテクニックは衰えてはいませんでした(^^;

製作が終わった段階で、電子ピアノの様々な機能を試しながら再びブレストを開始。先ほど考えた機能をどのように具現化するかを考えました。

今日はここまで。各自でブレストの続きを考えることが宿題になり終了です。

インタラクティブデザイン講座?1日目

世田谷ものづくり学校(http://www.r-school.net/)の中にあるスクーリング・パッド(http://www.schooling-pad.jp/)という団体が行うワークショップに参加することになりました。

このワークショップは英国のインタラクティブデザイナーのクリスピン・ジョーンズ氏を講師に、実際の製作を通じてインタラクティブデザインの発想と製作手法を学ぶという趣旨のものです。

土日に行われる集中講義で、今日から10月末までの計6回行われる予定です。1日目の今日は、ジョーンズ氏の紹介から始まり、インタラクティブデザインとは何かを彼のこれまでの作品を見ながら解説してもらいました。

彼のアイデアの根底には、社会的なインターフェースというものがあり、それを表現する方法としてインタラクティブデザインがあるようだ。あるべきものの仕組みを考え、それを具現化する中で形を考えるというのが順番である。見た目の形よりもその背景にあるストーリーを重視するのはユニバーサルデザインにも通じて、すこし嬉しかった。