ちえらぼ2

夕方から秋葉原で開催されていたNTTラボが主催する「ちえらぼ2」を見に行ってきた。

http://www.chie-lab.jp/

アキバ系イベントと言うことで、会場もアキバのネットカフェ。しかも入り口はゲーセンの奥の階段から・・・。最初からちょっと腰が引けたものの勇気を出して入場(^^; でも中はもっとすごくてまさに萌えー状態。

どうしたんだNTT!? まじめな印象を払拭したかったのだろうが、私には開き直ったようにしか見えないぞ。でもそれぞれの技術は素晴らしいんだなぁ。

【大学】ユニバーサルデザイン講義?第3回目

3回目の今夜は初のゲスト講師を招いての講義です。

迎えたゲストはNTTドコモで現在UD商品を実際に企画している吉田さんと永田さんでした。講義はまず、日本の企業がどのようにUDに取り組んでいるかを代表的な例を取り上げ、それぞれのモデルを解説しました。

次にドコモが実際にどのような取り組みを行っているかをゲストのお二人に紹介していただきました。

最後にUD商品の試作機を学生達が直接触わりながら、その開発のストーリーをグループでディスカッションしました。

実際に企業で企画や開発を行っているゲスト講師の話を聞くことが出来、学生達には大変刺激になったと思います。特に開発中の試作機を触ることが出来たことは貴重な体験になったことでしょう。

【大学】ユニバーサルデザイン講義?第2回目

2度目のUD講義。

今日のテーマは前回の続きで、UDの概念をその背景や歴史を交えて説明しました。次回にゲスト講師を招く予定なので少し内容を詰め込みすぎたため学生には分かりにくかったかもしれません。大事な部分なので、これからの講義でも繰り返し説明する予定です。

講義概要

「ユニバーサルデザインの概念と背景」
 アメリカの歴史と法律
 日本の人口変化
 日米の考え方の違い
 諸外国の動向
 国際標準化団体の動向
「ユニバーサルデザインへのアプローチ」
 専用品と一般品
 3つの方法
 ユーザー・エキスパート

CEATEC2005

 報告が遅れましたが、幕張メッセで開催されたCEATEC2005に行ってきました。CEATECはCombined Exhibition of Advanced Technologiesの頭文字を取ったもので、国内最大規模のデジタル関連の展示会です。

 今回の注目はNTTドコモが三菱電機と試作したユニバーサルデザイン携帯電話です。この携帯電話は折りたたみ式の四角い携帯で持ちやすさを配慮してゴム状の素材でくるんであります。畳んだ状態だと背面にLED埋め込んだLEDパネルに様々なアニメーションが表示され、非常にファッショナブルです。

 本体を開くと、まず目に入るのがタッチパネルである。通常はテンキーが配置されている部分にタッチパネルがあるのだ。このタッチパネルを押して操作するのだが、押した瞬間に指先に振動が加わってボタンを押したフィードバックが得られる。

 ボタンはわかりやすさに配慮して、3つの選択肢を示して操作を選んでいくタイプ。それもカスタマイズによって選択肢を変えたり、通常のボタンに変更することも可能だそうだ。知的な障害を持つ人にも分かりやすいように通話相手先を写真やピクトグラムで選ぶことが出来るようだ。更に外部スイッチの接続も可能で、選択肢をスキャンして選ぶことも出来る。

 プログラムでインターフェースを変更できるため、アイデアによっては様々な応用が考えられる。これからが楽しみな携帯電話だ。ぜひ製品化して欲しいな。