タイトルにITとあるが、本書のメインは人。これだけ広まったITで人はどのように変わったのか、そして変わっていくのかという問題を易しい説明で語っている。これだけITが広まった世界では、道具の在り方が人の思考や行動にも大きく影響している。だからこそ、人が人らしく生きるためには、どうのように道具をデザインしなければならないかを考えなければならない。
学部の1,2年生で、特にこれからものつくりに関わるような学生に読んでもらうのがぴったりの本だろう。
ITで人はどうなる―人間重視の情報技術を
posted with amazlet on 07.02.15
斎藤 正男 川澄 正史
東京電機大学出版局
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おすすめ度の平均:
ITに馴染みがない人が、ざっと勉強しておくには有用な本