「児童労働」とソーシャル・マーケティング その2

 昨日のエントリーで書いた、mixi日記に同じキーワードを書き込んで上位ランキングさせて、多くの人にPRするキャンペーンは、どうやら書き込みが足らずに上位どころかBest30にも入らなかった模様。 昨日は特に大きなニュースもなかったので、300ポイントくらい稼げばBest5に入ることができたのだが…。検索すると実際に書き込んだ人は300人くらい。10人書き込むと1ポイントになるので、3,000人くらいの書き込みがなければならないから結構大変だ。

 いいアイデアだと思うが、なにか決め手に欠けていたようだ。そこで、どうすれば上位に食い込めるか、勝手に作戦を考えてみることにした。

1.イベントと連動させる
 バーチャルなコミュニティであるmixiだが、実際のイベントと連動させることで日記を書くモチベーションを高めることが出来る。6月12日の児童労働反対世界デーに合わせてイベントを打ち、参加者向けにmixiへの書き込みを促せばいいのでは?

2.ニュースに取り上げてもらう
 mixiではニュースから直接日記を作成することが出来る仕組みになっているので、何とかしてニュースに取り上げてもらう。イベントの告知をマスコミ関係者に流して取材に来てもらうなど。 例えばmixiにニュースを提供しているメディアの中では「渋谷経済新聞」なんかが狙い目かもしれない。地域ニュースを扱っているので、渋谷で児童労働反対のイベントを開けば、取材してくれる可能性は高い。プレスリリースを送ればかなり可能性があるんじゃないかな?

3.バトンやテンプレートを用意しておく
 mixiの日記には、読んだら自分の日記にその答えを書き込まなければならないルールの質問リストがある。このリストはバトンと言われているが、児童労働に関する簡単なバトンを用意して、読んだら5人に回さなければならないというふうにしておく。
 また、書き込みたくても何を改訂井川から無い人もいると思うので、コピーペースできるテンプレートを用意して、書き込みのハードルを下げておく。

4.書き込むことのメリットを強調
 今回のキャンペーンでは、宣伝の効果は伝わってきたが、それ以上のメッセージがない。書き込むことで、どのような効果があるか、何が変わるのか、分かりやすいメッセージを書き添えておく必要がある

5.インフレンサー
 ネットワークは等しくつながっているわけではなく、必ずインフレンサーと呼ばれる、大きな影響を与える人が中心になっている。mixiでいえば登録者が1000人もいるような人だったり、日記に書き込むと足跡がたくさん付くような人がいるのだ。そうゆう人をつかまえてきてキャンペーンに参加させることができればいいだろう。

 ちょっと考えただけなので、まだまだ方法はあるはず。