Ustreamのビデオを結合して再アップ

Ustream放送時にはトラブルがつきもので、番組を中継している間に、PCやサーバーのエラーで放送が中断してしまう場合がある。フロアーバレーの中継時にも試合が終わる前に、エラーが出てしまい、1試合を1つのファイルに納めることができない事があった。幸いにも、録画はしっかりと残っていたので、前半・後半の2つに分けて公開している。しかし1つの試合は1つのビデオにまとめて欲しいとのことなので、Ustreamビデオの結合について調べてみた。

1.動画の保存

まずはUstreamから保存された動画をダウンロード。これはダッシュボードから番組を選択すれば簡単にダウンロードできる。ビデオフォーマットはFLV。

2.FLVの結合

ダウンロードしたFLVファイルを結合して、1つのファイルにする。動画のクオリティをできるだけ下げたくないので、無変換で結合できるFLVmerge.exeでまとめてしまおう。

3.MetaDataの修正

ここではまったのだが、FLVmergeで結合したファイはMetaDataが壊れているので、再生時に正しい時間が表示されない。これを修正するために、FLVMDIを使ってMetaDataを修正する。

4.フォーマットの変換

次に、Ustream Producerで読み込めるフォーマットに変換。Ustream ProducerでFLVが直接読み込めないことに不満があるが、ここではMP4形式に直すことにする。

5.Ustream Producerで放送

Ustreamには動画ファイルを直接アップロードする事ができないので、Ustream Producerのビデオショットで、先ほど変換したファイルを使って放送を行い、それを録画して、アップロードの代用とする。多少手間がかかるが、Youtubeなど再生時間に制限があるのに比べ、Ustreamであれば、かなりの長時間のデータをアップロードできる。

このテクニックを使えば、中継時には低画質のデータで放送し、後から同録したデータを編集して、Ustreamにアップロードなんてこともできるだろうね。