【メモ】Stickamライブ中継の準備

 5月22日に開催されるUAIセミナーをWebを使ってライブ中継する予定です。ライブのエンジニアを担当することになったので、ビデオカメラやキャプチャーカードなどの準備を進めているのですが、利用予定のWebサービス「Stickam」に接続するビデオキャプチャーの相性が合わず、なかなかこれ!といった機材が用意できない。

 当日中継に使うのはLet’s Note CF-T7。ノートとはいえCore2 Duo1G。メモリも3Gあるとくれば、そこそこの性能だろう。これを会場の無線LANでネット接続する。ビデオキャプチャーとして、まずはビデオキャプチャの定番のデジ造を試す。

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 取りあえず写るが、画面サイズが変だ。そこで、ManyCamという、デスクトップやビデオ信号を取り込んでエフェクトをかけ、Webカメラの出力して取り出せるソフトを使う。が、ManyCamがデジ造を認識しない。ShareWareで、もっと高機能なWebCamMax を試すと今度はバッチリ写る。自分をモデルにして、キャプチャしてみるとアレレ、ブロックノイズが発生してモザイクをかけたような画面に。

 取りあえず写ったので、次は音声の方を認識させることに、Vistaが悪いのかもしれないという書き込みがWebにあったので、XPマシンに入れてみると、設定メニューにデジ造の音声デバイスが表示されるようになったが、やっぱり音が出ない。仕方がないので、音声はノートのマイク端子に。でもビデオの音声出力はラインなので、そのままだと音声が割れてしまう。仕方なく近所のホームセンターでラインをマイクに変換する抵抗入りのケーブルを買ってきた。これでまともに音声が聞こえるようになった。

 音は比較的よく聞こえるので、画像をもう少しマシにしたい。次の手段として、ノートPCにIEEE1394のカードを挿し、DV端子で繋げてみた。うーん、デジ造よりもキレイな画像だ。それでも、画面内で動くとブロックノイズが出て、またモザイクになってしまう。

 いろいろと設定を変えているうちに、ビデオの解像度を下げるとブロックノイズの発生が抑えられることに気がついた。どうやらWeb中継に使うには、ビデオのソースが大きすぎたようだ。高解像度を中解像度に落とすと、ブロックノイズがだいぶ押さえられることが分かった。明日は、この設定で望むことにしよう。


 後で、いろいろ調べたところ、SonyのハンディカムにUSBストリーミング機能というのがあり、これを使うとDVカムをWebカメラの代わりに使えるとのこと。本格的にライブ中継をするなら、これに対応したカメラをどうにかして入手したい。対応機種は既に生産完了品なので、Yahoo!オークションで安く手に入れられればいいのだが・・・。