韓国で障害学生にゲームを紹介する取り組みがスタート

韓国で障害学生にゲームを紹介する取り組みがスタート
iNSIDE http://www.inside-games.jp/news/310/31011.html
 「HAPPY SPACE」は、障害を持つ学生に余暇文化としてのゲームを紹介する施設。障害学生向けの学習ゲームや体感ゲームなどを揃え、障害学生のためのイベントなどを行うのに使用されるとのこと。障害学生の余暇文化を改善するという韓国ゲーム産業振興院と韓国国立特殊教育院、韓国CJインターネットによる官民共同のプロジェクトによるもので、今後は韓国国内にある5つの学校に開設され、計6つが機能することとなります。

 これもゲームを教育目的に利用する「シリアスゲーム」の一種か…。 韓国ではゲームの教育目的の利用が盛んだという話しを聞いたことがある。ソースが見つからないので、誰かフォローしてくれると嬉しい。

 卒業論文で、リハビリの支援のためにバーチャルリアリティを用いたゲームシステムの研究をしていたのだけれど、それを思い出すなぁ。

【講演】Andreas Heinecke氏 来日記念トークセッション

  学士会館で行われたDialoge in the darkのイベントに参加してきた。

■DID考案者 Andreas Heinecke氏 来日記念トークセッション
 ● 開催日時(1) 8月22日(金) 16:00?18:00  
1部 ハイネッケ氏基調講演
2部 対談「いま、なぜダイアログが日本に必要なのか?」
藤原和博氏 進行 DID金井

 Dialog in the dark(DID)とは文字通り暗闇の中での対話をベースにしたワークショップの事です。光が一切差さない暗闇の中では、見えない目の代わりに四感が鋭敏になり、何気ない動作の1つ1つが鮮烈なイメージをもたらしてくれるのです。 このDIDを創設したのが、今回来日されたアンドレア・ハイネッケ氏です。ハイネッケ氏は世界の社会起業家100人の内の一人にも選ばれている方で、視覚障害者の雇用と新たな価値観の提供の二つを同時に成し遂げた方です。

 今回の講演では、彼の社会起業家としての側面が強く表れたセッションでした。

  • モノを売るというエゴだけで続けていくと辛くなる。社会的な要求を追い求めていくことが重要。
  • NPOの人は経済性を忘れてしまうことがある。
  • 何処に行こうとしているか、目的を見失わないことが大事。

 社会起業家がこのようなバランス感覚の上に成立しているのだということが伝わる言葉ですね。社会的な要求と経済性の両立という、矛盾するかのように見える問題を解決するのが、社会起業家たる所以なのでしょう。私も見習いたい。

Youtube-Andreas Heinecke

 さて、今回のトークセッションのタイトルが、「いま、なぜダイアログが日本に必要なのか?」という問いかけに対して、短いセッションの時間の中では最終的な答えは出ませんでしたが、その問いかけ自体は非常に意味のあるものだと感じました。最近見つけた本のタイトルにも「ダイアローグ」がキーワードになっていたことにシンクロニシティを感じたりします。ハイネッケもダイアローグインザダークは「ダーク」に注目されがちだが、「ダイアローグ」が目的なのだと述べておりました。

ダイアローグ 対立から共生へ、議論から対話へ
デヴィッド・ボーム
英治出版
売り上げランキング: 2322
おすすめ度の平均: 5.0

5 目からうろこが落ちる一冊です
5 必読の書
5 あなたもダイアローグを避けて通れない
5 深遠なる本
5 ダイアローグの真髄を語った本!

【記事】ICTが過疎・高齢化を救う……かもしれない:ITpro

 この記事の中身は過疎・高齢化を救う話しではなく、実際は「総務省「平成20年版 情報通信白書」を読むの」というのが主な内容。一瞬期待させられたが、情報通信白書はやっぱりチェックしておかないと…。

ICTが過疎・高齢化を救う……かもしれない:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080724/311472/

 

「児童労働」とソーシャル・マーケティング その2

 昨日のエントリーで書いた、mixi日記に同じキーワードを書き込んで上位ランキングさせて、多くの人にPRするキャンペーンは、どうやら書き込みが足らずに上位どころかBest30にも入らなかった模様。 昨日は特に大きなニュースもなかったので、300ポイントくらい稼げばBest5に入ることができたのだが…。検索すると実際に書き込んだ人は300人くらい。10人書き込むと1ポイントになるので、3,000人くらいの書き込みがなければならないから結構大変だ。

 いいアイデアだと思うが、なにか決め手に欠けていたようだ。そこで、どうすれば上位に食い込めるか、勝手に作戦を考えてみることにした。

1.イベントと連動させる
 バーチャルなコミュニティであるmixiだが、実際のイベントと連動させることで日記を書くモチベーションを高めることが出来る。6月12日の児童労働反対世界デーに合わせてイベントを打ち、参加者向けにmixiへの書き込みを促せばいいのでは?

2.ニュースに取り上げてもらう
 mixiではニュースから直接日記を作成することが出来る仕組みになっているので、何とかしてニュースに取り上げてもらう。イベントの告知をマスコミ関係者に流して取材に来てもらうなど。 例えばmixiにニュースを提供しているメディアの中では「渋谷経済新聞」なんかが狙い目かもしれない。地域ニュースを扱っているので、渋谷で児童労働反対のイベントを開けば、取材してくれる可能性は高い。プレスリリースを送ればかなり可能性があるんじゃないかな?

3.バトンやテンプレートを用意しておく
 mixiの日記には、読んだら自分の日記にその答えを書き込まなければならないルールの質問リストがある。このリストはバトンと言われているが、児童労働に関する簡単なバトンを用意して、読んだら5人に回さなければならないというふうにしておく。
 また、書き込みたくても何を改訂井川から無い人もいると思うので、コピーペースできるテンプレートを用意して、書き込みのハードルを下げておく。

4.書き込むことのメリットを強調
 今回のキャンペーンでは、宣伝の効果は伝わってきたが、それ以上のメッセージがない。書き込むことで、どのような効果があるか、何が変わるのか、分かりやすいメッセージを書き添えておく必要がある

5.インフレンサー
 ネットワークは等しくつながっているわけではなく、必ずインフレンサーと呼ばれる、大きな影響を与える人が中心になっている。mixiでいえば登録者が1000人もいるような人だったり、日記に書き込むと足跡がたくさん付くような人がいるのだ。そうゆう人をつかまえてきてキャンペーンに参加させることができればいいだろう。

 ちょっと考えただけなので、まだまだ方法はあるはず。

「児童労働」とソーシャル・マーケティング

 6月12日は、児童労働反対世界デー(World Day against Child Labour)なので、それを控えて児童労働に関する興味関心を持ってもらう目的で、とても興味深いキャンペーンが展開されています。

 6月1日の今日、みんなで一斉にmixiの日記に「児童労働」のキーワードを入れて、この事を広く知ってもらうキャンペーンです。皆さんも1つ書き込んでみませんか?

 途上国では、いまだ多くの子ども達が労働に就いています。単純に児童労働を禁止しても、その原因となる貧困の問題を解決しなければ根本的な解決は難しいでしょう。難しい問題ですが、まずは興味を持つことから始めませんか?

以下、イベントの趣旨をコピーしておきます。

■1.mixiで「児童労働」を注目ワードに!!

 いま、もっとも日本で登録者数が多い、
 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、「mixi」を利用して、
 『児童労働』の問題を知ってもらうキャンペーンにご協力をお願いします!!

 mixiには、他人に公開できる「日記」機能があり、
 その日、「日記」に書かれたキーワードの上位5位までが
 「日記ランキング」に表示されます。

 ランキングに表示されたキーワードは、さらに注目度高まり、
 翌日もランキング上位を占めることもしばしば。

 キーワードランキング上位に掲載されることにより
 多くの人に、児童労働を知ってもらうことができるというものです。

【参加方法】

 1.mixiの日記を「全体公開」に設定する。※重要です。ご確認ください。
 2.6月1日のAM0:00?PM:23:59までの間に
  「児童労働」というキーワードを必ず使って、日記を書く。
 3.マイミクシィの人に、このキャンペーンを呼びかけてみる。

 ランキング上位に掲載させるためには、少なくとも3000人は必要です。
 ぜひ、みなさまの「日記」を、一日だけお貸しください!!

 「児童労働」をキーワードに、どんなことを書いていいかわからない場合、
 「児童労働反対世界デーキャンペーン2008」のメインイベント告知や、
 「働く子どもに教育を」1万人署名のテキストを転載してみてください。

Youtubeより  Child Labour. Film by ILO.