オランダ出張-0日目

 今日からオランダに出張です。まずは成田からスキポール空港へ。

これから出発

 無事に11時間の旅を終了。直行便だとそれほど遠くは感じないですね。そこからカンファレンスの開催されるハーグへ電車で移動。窓からの景色がとても美しいです。ヨーロッパに来ると、街並みの美しさにいつも感動させられます。日本もこんな風にならないでしょうか・・・。

ビネンホフの角

 さて、30分ほどでハーグに到着。スキポール空港の地下から直行列車に乗れるので便利。駅を出て、王宮を横切り目的のホテルに到着。40時間くらい寝ないで移動したので、本日はこのまま寝ます。

【買物】デジタル一眼レフ Olympus E-510

  以前から欲しかったものの、なかなか手が出なかったデジタル一眼レフカメラをついに購入してしまいました。始めはPentaxのK100D Superを考えていたですが、いろいろ比較した結果OlympusのE-510に決定。今なら1万円のキャッシュバックキャンペーン中。

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5 ワンランク上のお手軽デジタル一眼レフ
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【読書】ワークシェアリングがやってくる!

 オランダの制度は学ぶべき点が多いが、特に興味深いのワークシェアリグ。オランダは70年代のオイルショックで高失業率やインフレを引き起こし、オランダ病まで呼ばれるほど景気の衰退がありました。そこで雇用を確保するために生み出されたのがワークシェアリングです。

ワークシェアリングがやってくる!
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オランダ出張-準備編

 10月23日から1週間ほどオランダに出張してきます。今回の目的はハーグで開催されるeChallengeに参加することと、アイントホーフェンでSmartHouseを見学することです。せっかくなのでオランダの進んだまちづくりなどを見てきたいと思います。

 出発前の予習として、オランダの情報を集めているのですが、ここで少し紹介。

 まず、オランダのWebアクセシビリティに関しては「Webアクセシビリティ」の17章にオランダの解説があるので、これを読み直しています。ネットで調べるとミツエーリンクスさんのページに新しい情報がありました。

 オランダの行政の仕組みについては、CLAIRの資料に「オランダの地方自治」という冊子があります。行政機構から選挙の方式、教育や住宅、環境など様々な資料があってとっても便利。

 ユニバーサルデザインに関しては、ユニバーサルデザインハンドブックに「28章オランダにおけるアクセシビリティの認識に関する争い」 という解説があり、歴史的な背景が分かります。 他にデザインの本ではFIGAROのムックでアムステルダムのデザインを特集していたので、これもチェック。

 

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【大学】ユニバーサルデザイン講義2007-第4回

 しゃべる講義が続いたので、本日の講義はワークショップ形式。「観察」をテーマにグループワークを実施しました。

 ユニバーサルデザインを進めるためには、利用者から情報を得るプロセスが非常に重要です。それは単にインタビューを実施して本人から聞き出せばよいというものではなく、隠れたニーズを引き出すために、デザイナーは様々な手法で利用者から情報を引き出す工夫が必要なのです。

 その工夫の一つに「観察」の手法があります。ユーザビリティ・テスティングのようにモニタールームの中でユーザーの様子を観察するのも、その一つですが、今回はもっと身近で手軽に出来る方法を実施しました。

 まず、授業の始めに様々な待ちの風景を撮影した写真を見せ、その中で気がついたことを全員で確認しました。その時に観察のポイントを解説します。

 その後、学生の1人に手伝ってもらって、あらかじめ用意したビンを開けてもらいました。じつは2つのビンのうち、1つは接着剤でフタが固定されています。開かないビンを開けようとするとき、普段とはどのような違いがあるかを観察してもらいました。

 最後にグループワークとして、3?4人のグループに分かれて個別に観察のワークをしてもらいました。今回は各自のお気に入りの「筆記用具」を使う様子をお互いに観察です。

 友人同士で固まって座っているので、ワークショップを始める前にグループ分けをしました。今回は誕生日の順番に一列に並んでもらい、先頭から3人ずつに分かれてもらいます。ポイントは一言も喋ってはいけないこと。見ているとみんなそれぞれ工夫して自分の誕生日を相手に伝えていました。

 グループワークでは、まず自分のお気に入りの筆記用具について、いい点とわるい点を説明してもらい、その後、文字や絵を描く様子を観察しました。最後に観察から気がついたことを元に改善点を提案してもらいました。

 観察することは簡単な手法ですが、奥が深いので教えるポイントももっと工夫しないといけないですね。