【大学】新潟大-公共経営特殊講義-1日目

朝5時、雷の音で目が覚める。ひどい土砂降り。でも8時くらいにはすっかり止んで、涼しく出勤。

今回の講義では履修者が169人と自分史上最高記録なので、気合いを入れて授業開始。集中講義は学生も疲れるが、教える方も大変だ。今更ながら自分を教えてくれた先生達って偉大だったのね、と感じる。

(01限)ユニバーサルデザイン入門 

 ユニバーサルデザインの考え方を具体例を使って説明、自治体サイトにUDが必要な理由を理解するための基礎的な理解として解説。

(02限)背景の説明

 UDを社会的に進めなければならない理由を、高齢化や障害者の権利条約などを例にして解説。

(1日目-03限)自治体基本情報

 今回は自治体Webアクセシビリティを中心に解説するので、日経パソコンのe都市ランキングを例にして電子自治体などの話しをする。後日グループワークとして、班に分かれて新潟の市役所サイトを調査してもらうので、このコマでグループ分けを行う予定だったが、準備が間に合わず明日に回す。

(1日目-04限)規格・法律標準化

 Webアクセシビリティを後押しする標準や規格、法律など、日本と世界を比較しながら解説。世界的なトレンドとして、政府レベルのWebサイトでは法制化が進んでいることを説明。

説明を繰り上げて3限で終わりにするつもりだったのだが、話しすぎて結局、4限の終わり近くまで喋りまくる。皆様お疲れ様でした。

 夜、今回講師に呼んで下さった経済学部の大串先生と、工学部の林先生と食事。小さなイタリアンレストランで、とてもおいしかった。ご馳走様でした。

【大学】新潟大-公共経営特殊講義-0日目

 明日から新潟大学の経済学部で集中講義を実施します。講義のタイトルは「公共経営特殊講義 公共情報システム」で、分かりやすく言うと自治体のWebアクセシビリティのお話しです。

 Webアクセシビリティだけでは勿体ないので、それ以外にも次のような様々トピックを盛り込んでいく予定です。

(1日目-01限)ユニバーサルデザイン入門 
(1日目-02限)背景の説明
(1日目-03限)自治体基本情報
(1日目-04限)規格・法律標準化
(2日目-05限)Webアクセシビリティ&ユーザビリティ
(2日目-06限)Webアクセシビリティ&ユーザビリティ
(2日目-07限)ライフメニュー
(2日目-08限)カードソート
(3日目-09限)Webによる情報・サービスの提供
(3日目-10限)Webによる情報・サービスの提供
(3日目-11限)地域の情報インフラの整備
(3日目-12限)電子投票
(4日目-13限)災害時のアクセシビリティ
(4日目-14限)地域情報化の将来
(4日目-15限)試験

【記事】学校の施設、障害ある子にやさしく・文科省が指針改訂:NIKKEI NET(日経ネット)

学校の施設、障害ある子にやさしく・文科省が指針改訂

 文部科学省は11日、障害のある子ども向けの「特別支援教育」の充実を図るため、学校施設整備指針を改訂すると発表した。障害があっても施設が使いやすいよう、既存の学校施設を計画的にバリアフリー化していくことなどを盛り込む。

 この指針に関して法的拘束力はないのだそうだ。バリアフリー新法では、学校の施設に対しては義務はなく、努力規定があるだけ。いまだに政府は学校には若くて健康な生徒しか存在しないと考えているのだろう。なかなか統合教育が進まない原因の1つにも、施設の整備が遅れていることがある。

 また、学校には教育の場所としての機能の他に、選挙の会場や災害時の避難場所に使われることがあり、この時には様々な人が集まる。そのような公共の場所がバリアフリー新法の対象から外れるのは問題ではないだろうか?

【記事】駅のバリアフリー、37%が基準不適合・国交省調査:NIKKEI NET(日経ネット)

駅のバリアフリー、37%が基準不適合・国交省調査

1日の乗降客数が平均5000人を超える全国の鉄道駅のうち37%がバリアフリー適合基準に達していないことが国土交通省の調べで分かった。

 交通バリアフリー法が出来たのは2000年なので、制定後7年経ってもまだ4割近くの駅が基準に達していないというのは残念ですね。基準に達している駅でも、まだまだ使い勝手がイイ駅というのは少ないので、今後も継続して改善していって欲しいです。

【読書】はだしの天使

 Amazonで「光とともに 11―自閉症児を抱えて (11) 」を購入したら、同じジャンルの本としてお勧めしてくれました。 やはり女性向けの本なのか、絵柄もレディースコミックみたいです。

 障害児をテーマにした本を読んでいつも感じることなのですが、母親と子どもの関係が強く、父親の存在が希薄なことです。自分で産んだ子供が障害を持っていた故に自分自身に責任を感じてしまうことや、子育てが女性中心であることが理由だと思うのですが、この構図にはまると、どのような作品も画一的な描写に感じてしまいます。

 父親の目線で障害のある子どもの成長を綴った本を読んでみたいのですが、どなたかお勧めありませんか?

はだしの天使―自閉症児をみつめ考える実体験コミック
さがわ れん
ぶんか社 (2004/08/02)
おすすめ度の平均: 4.0

5 視野がひろがりました!!
4 2年目ママ
3 何が言いたいのかよくわからなかった